【福岡県春日市対応の弁護士に相談】男性に対する痴漢で逮捕

2017-11-26

【福岡県春日市対応の弁護士に相談】男性に対する痴漢で逮捕

福岡県春日市在住の学生Aは、通学途中の電車内で成人男性のお尻を触りました。
被害者男性が気付き、駅員に報告したため、今回の痴漢事件が発覚しました。
Aはそのまま福岡県春日警察署の警察官に逮捕されましたが、逮捕を知ったAの家族は、男性のお尻を触ることも犯罪なのかと弁護士に相談しました。
(この話は、フィクションです)

~男性に対する痴漢事件~

近年、男性が被害者となる性犯罪事件が増えています。
では、今回の事例のように男性のお尻を触ったら何罪が成立することになるのでしょうか。
そもそも、犯罪自体が成立するするのでしょうか。

結論としては、男性に対する痴漢も犯罪として成立します。
実際に、男性に対する痴漢行為逮捕されるケースも出ています。
上記事例のような痴漢行為は、各都道府県の迷惑防止条例か強制わいせつ罪が成立することになります。

各都道府県が定める迷惑防止条例では、「人」に対する「卑わいな言動」を禁止しています。
条文上では、「女性」ではなく「人」と規定されているため、男性に対する卑わいな言動も禁止していると読みとれます。
つまり、女性に対する痴漢行為や盗撮行為だけでなく、男性に対する痴漢行為なども同じ条文で処罰されることになります。

一方、強制わいせつ罪は、13歳以上の「者」に対して暴行や脅迫を用いてわいせつな行為を行った場合、もしくは、13歳未満の「者」に対してわいせつな行為を行った場合に適用されることになります。
この条文でも、行為の相手方を「女性」に限定していません。
そのため、男性に対する行為であったとしても強制わいせつ罪は成立する余地があります。

この他にも、強制性交等罪や監護者わいせつ罪など多くの犯罪類型が、被害者が男性であったとしても成立します。
今後、男性が被害者となる痴漢性犯罪事件もあると周知されることで、認知件数が増加することが考えられます。
それに伴って、女性が加害者になるケースも多く検挙されていくと考えられます。
男性・女性関係なく、痴漢などの性犯罪の容疑をかけられた場合は、一刻も早く弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
当事務所は刑事事件と少年事件を専門に扱っているため、被疑者が未成年の場合であっても、お気軽にご連絡ください。
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