(示談)東京都の路上痴漢行為で逮捕 被害届の取下げには弁護士

2018-02-14

(示談)東京都の路上痴漢行為で逮捕 被害届の取下げには弁護士

40代男性のAさんは、東京都中央区内の路上ですれ違いざまにVさんの臀部を触ってしまいました。
Vさんの「きゃー、痴漢」という声に我に返り、その場から走って逃げてしまいました。
後日、防犯カメラにより犯行が特定され、Aさんは警視庁久松警察署の警察官に逮捕されてしまいました。
警察での取調べでAさんは、事件当時、泥酔しており、全体的な記憶があいまいであったが、女性の臀部に触れたことは覚えていると話しています。
Vさんは被害届を出しており、Aさんの家族はこれをどうにか取下げてもらえないかと、刑事事件に詳しい法律事務所に相談することにしました。
(フィクションです。)

~路上痴漢と示談~

痴漢事件は、一般的に電車内で発生することが多いですが、路上で行われる痴漢もあります。
これら路上で行われる痴漢(以下、「路上痴漢」)は、具体的には、自転車で追い抜きざまに臀部を触る、突然抱きつく、すれちがいざまに胸に触れるなどの行為が挙げられます。
これらの路上痴漢も、電車内の痴漢と同じく「各都道府県の迷惑防止条例違反」にあたることが多いです。
しかし、無理矢理キスをしたり、胸を揉みしだくなど痴漢行為の態様が悪質な場合は、「強制わいせつ罪」が成立する場合があります。
なお、電車内の痴漢でも、下着の中に手を入れて直接触るケースなど態様が悪質な場合には「強制わいせつ罪」が成立することがあります。
電車内での痴漢事件は、被害者の証言・目撃者の証言が主な証拠となりますが、路上痴漢の場合、街中に設置された防犯カメラの映像が具体的な証拠として決め手になることが少なくありません。

さて、上記事例では被害届が出されていますが、これを取下げてもらうための活動として、示談交渉が挙げられます。
示談とは、痴漢の加害者と被害者の間で話し合い、主に金銭的な賠償をすることによって、迅速に刑事事件を解決することです。
以下のように示談をするメリットは多いです。
・被害届・告訴を出されることを防ぎ、事件化を阻止
不起訴処分の可能性が高まる(事件化阻止や不起訴処分の場合、前科が付かない)
・起訴後であっても、有利な事情として評価され、量刑(刑の重さ)も軽くなりやすい
示談を希望される場合は、刑事事件の経験豊富な弁護士に示談交渉を依頼することをおすすめします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、痴漢事件などの刑事事件を専門で取り扱っている法律事務所です。
ご家族が路上痴漢の容疑で逮捕されてお困りの方、示談によって被害届・告訴の取下げをしてほしいとお考えの方は、ぜひ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
警視庁久松警察署への初回接見費用:36,000円

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