(刑事事件専門弁護士)福岡県筑紫野市の集団痴漢事件の示談には

2018-01-13

(刑事事件専門弁護士)福岡県筑紫野市の集団痴漢事件の示談には

福岡県筑紫野市在住の30代男性のAさんは、インターネット上で「XX線のY番目の車両で、みんなで痴漢をしませんか」と呼びかけました。
後日、AさんとAさんの呼びかけに応じた3名と共に、日時を決めて、電車内において20代女性Vさんの服の中に手を入れるなどの痴漢行為をはたらきました。
その際に、乗客Bさんが、車内で不自然に女性を取り囲むようにして立つAさんらに気づき、駅員を通じて福岡県筑紫野警察署に通報しました。
その後逮捕されたAさんは、弁護士を頼みたいと思いましたが、弁護士がどのような活動をしてくれるのか分からずにいます。
(平成29年11月27日の産経新聞を基にしたフィクションです。)

~痴漢行為と刑事弁護~

衣服の上から臀部などを触る痴漢行為は、「各都道府県の迷惑防止条例違反」に該当すると判断されることが一般的ですが、衣服の中に手を入れて触るなど触り方の態様によっては、刑法上の「強制わいせつ罪」に該当すると判断される場合もあります。
今回の上記事例のAさんらは、衣服の中に手を入れるなどをして痴漢行為をはたらいているため、「各都道府県の迷惑防止条例違反」ではなく「強制わいせつ罪」となる可能性が十分に考えられます。
「強制わいせつ罪」に問われることになると、法定刑は「6月以上10年以下の懲役」で罰金刑もなく、おおよそ「6月以下の懲役又は50万円以下の罰金」が定められていることの多い「各都道府県の迷惑防止条例違反」に該当する場合よりもかなり重い刑罰となります。
刑罰を軽減するためには、弁護士に相談・依頼することが大切になってきます。

では、弁護士に刑事弁護をお願いするとは、どういった弁護活動をしてもらえるのでしょうか。
起訴・不起訴の判断や、量刑の判断には、被害者の処罰感情が大きな影響を与えますので、示談交渉や被害弁償などに着手していくことが考えられます。
しかし、痴漢事件の場合、被疑者は、被害者の連絡先を知らないことが多いです。
当然、連絡先が分からなければ、謝罪を伝えることも、示談交渉を行うことができません。
そこで、間に弁護士が介入することで、警察や検察に被害者の方とコンタクトを取れるよう交渉してもらうことが可能となるのです。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、痴漢事件などの刑事事件専門で取り扱っている法律事務所ですので、被害者の方との謝罪交渉や示談交渉を多く承っています。
痴漢事件の容疑で逮捕されてしまいお困りの方、被害者の方と示談交渉をしたいとお考えの方は、ぜひ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
福岡県筑紫野警察署への初回接見費用:36,800円

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