未成年の痴漢事件…示談の相手は?大阪府富田林市対応の弁護士へ

2017-11-10

未成年の痴漢事件…示談の相手は?大阪府富田林市対応の弁護士へ

大阪府富田林市在住の高校3年生のAは、通勤電車で、他校の女子高生Vに痴漢行為をしました。
Vはその場でAを捕まえ、電車が駅に着いたところでAを駅員に引き渡し、Aは大阪府富田林警察署逮捕されてしまいました。
Aは自分の行為を反省し、Vに謝罪をしたいと思っていますが、Vの名前も連絡先も分からず、警察官も教えてくれません。
そこで、Aの母は刑事事件に強い弁護士に相談することにしました。
(この話はフィクションです)

~未成年同士の痴漢事件~

今回、Aは痴漢をしていますが、痴漢行為については刑法の強制わいせつ罪か大阪府の迷惑防止条例違反となります。
どちらにしろ、被害者がいる犯罪ですので、Aが容疑を認めている場合は、Aが反省していることや、VにAの処罰意思がないことを示すものとして示談を締結している事実が重要となってきます(もちろん、Aが容疑を否認している場合は徹底して無罪を争うことも考えられます)。

示談交渉は民法上の法律行為ですが、未成年者は、法定代理人(親権者等)の同意がなければ有効な法律行為=示談をすることはできません。
そこで、実際には、未成年者の代理人である親が示談交渉を行うことになります。
今回の場合だと、被害者であるVの親が示談交渉の相手方となることはもちろん、加害者であるAの親も、示談交渉の主体となります。
つまり、加害者と被害者の親同士の示談交渉となるわけです。

性犯罪事件では、親は特に加害者の処罰感情が強いことが多く、示談交渉に応じてすらもらえないこともあります。
そこで、弁護士を間に介在させることが重要となってきます。
加害者に直接連絡をとりたくないと考える被害者の方であっても、弁護士を介して連絡したり謝罪をすることが可能な場合もあります。
また、第三者的立場からの視点を持つことができる弁護士は、被害者側の気持ちを考慮し、加害者の誠意ある謝罪を伝えることに役立ちます。
被害者の感情を逆撫ですることなく、加害者の反省の気持ちを伝えるためにも、刑事弁護の経験の豊富な弁護士の利用をお勧めします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、刑事事件を専門に取り扱っております。
示談交渉の経験が豊富な弁護士も在籍しておりますので、大阪府の痴漢事件等、性犯罪事件でお困りの方はぜひ弊所の弁護士にご相談ください。
初回の法律相談は無料となっております。
まずはお気軽に、弊所のフリーダイヤル(0120-631-881)にお問い合わせいただき、法律相談のご予約をお取りください。
大阪府富田林警察署までの初回接見費用:39,500円

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