名古屋市の痴漢事件で逮捕 減刑を目指す弁護士

2016-01-17

名古屋市の痴漢事件で逮捕 減刑を目指す弁護士

名古屋市熱田区在住のAさんは、名鉄名古屋本線の電車に乗車中、未成年のVの太ももや陰部等を触ったとして愛知県警熱田警察署逮捕されました。
事件が発覚したのは、Aの行為を目撃した他の乗客が通報したためです。
その後、起訴されてしまったためAさんの弁護人である痴漢事件に強い弁護士は、減刑を目指すことにしました。
(フィクションです)

~裁判例から見る減刑ポイント~

今回のAさんのように、電車内で痴漢をしてしまった事件の裁判例として東京地裁平成26年4月30日判決があります。
この事件では、被告人に対して罰金50万円が言い渡されました。
東京都迷惑防止条例違反にあたる通常の痴漢事件の法定刑は6月以下の懲役又は50万円以下の罰金です。
ということは、罰金刑の中では最も重い判決だったということです。

東京地裁がこのような判決をしたポイントは以下のとおりです。
①被告人には前科前歴はない
しかし、
②着衣の上からではあるが、陰部まで触っており犯情がよくない
③被告人は犯行を否認し、不合理な弁解を続けて反省が一切ない

①は刑を軽くする方向に働く事情、②③は刑を重くする方向に働く事情です。
前科前歴がないことを考慮しても、②と③が量刑に与える影響が大きかったということでしょう。
このような裁判例からすると、前科前歴がなく、陰部までは触っていない場合、犯行を認めている場合などは減刑できる可能性があります。
また、刑を軽くする事情や減刑理由は痴漢事件によって様々です。
いろんな裁判例も駆使しつつ、的確な事情を主張して減刑を目指すことになるでしょう。

あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件専門の弁護士事務所です。
刑事事件専門だからこそ、数多くの事件を通じて効果的に減刑の主張をすることができます。
痴漢事件に強い、減刑に強い弁護士をお探しの方は、是非弊所までご相談ください。
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(愛知県警熱田警察署 初回接見費用:3万5900円)

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