東京都稲城市の痴漢事件で逮捕 示談・贖罪寄付で不起訴の弁護士

2017-12-28

東京都稲城市の痴漢事件で逮捕 示談・贖罪寄付で不起訴の弁護士

Aさん(21歳 派遣社員)は、東京都稲城市の駅前でスマートフォンに夢中になっている女性の胸を触り、走って逃げる行為を繰り返していました。
ある日、Aさんは,V1さん(18歳)とV2さん(20歳)の胸を触って走って逃げようとした際に、自転車にぶつかり、逃げ損ねてしまいました。
AさんはV1さんV2さんの胸を触るという痴漢行為をした容疑で、警視庁多摩中央警察署の警察官に逮捕されました。
Aさんに前科前歴はなく、Aさんの将来を心配した両親は、弁護士示談等で解決できないか相談しました。
(フィクションです。)

~痴漢事件の示談と贖罪寄付~

服の上から胸を触る痴漢行為は、迷惑防止条例違反(東京都の場合、公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反)または強制わいせつ罪に問われる行為です。
前科前歴の無い被疑者が痴漢行為を行ってしまって逮捕された場合、被疑者の身柄解放と、前科がつかないように不起訴処分の獲得を目指す弁護活動を行うことが一般的となります。
逮捕されたからといって必ず起訴され有罪となるわけではなく、起訴・不起訴の判断は、警察の後に事件が送られる、検察のもとで決定します。

検察官が、この痴漢事件は起訴すべきか不起訴とすべきかという判断をする際には、被害者と示談が成立しているという事実は重要視されるポイントの1つです。
しかし、被害者が未成年の場合、そのご家族の怒りが大きく、示談の成立が困難な場合も多いです。
それでも、示談を成立させることができなかった場合、不起訴処分獲得のためには、贖罪寄付を行い反省の意思を表明するという方法もあります。
贖罪寄付(しょくざいきふ)とは、被害者が示談に応じない場合や、被害者不明、そもそも被害者が存在しない犯罪であるという理由から、示談を成立させられない刑事事件の場合に、犯罪行為を行ってしまった方が、反省と謝罪の気持ちを表すためにする寄付です。
贖罪寄付は、被害者側の事情に左右されず、犯罪行為を行ってしまった本人のみで行うことができます。

昨今、痴漢などわいせつ犯罪への量刑判断は厳しくなる傾向があります。
痴漢事件でお困りの方は、示談交渉はもちろん、贖罪寄付など様々な弁護活動の実績がある、弁護士法人あいち刑事事件総合法律へまずご相談ください。
示談不成立の場合でも、痴漢事件に強い弁護士が、依頼者の利益のために様々な活動をご提案いたします。
お問い合わせは0120-631-881でいつでも受け付けておりますので、お気軽にお電話ください。
警視庁多摩中央警察署 初回接見費用 37,200円

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