神戸で弁護士を検索 痴漢事件で告訴された

2015-12-28

神戸で弁護士を検索 痴漢事件で告訴された

痴漢事件を起こすと被害者から告訴されることがあります。
特に強制わいせつ罪の成否が問題となる場合、告訴の有無が刑事裁判に至るか否かに大きく影響を与えますから、これは一大事です。
依頼を受けた弁護士は、被害者と示談交渉を進めるなどして、告訴の取消しに全力を注ぎます。

一方で最近問題となっているのが虚偽告訴の事例です。
本当は痴漢の被害になどあっていないにもかかわらず、あたかも痴漢被害者のふりをして他人を痴漢の犯人に陥れるのです。
虚偽告訴のケースでは、弁護士の対応も杓子定規にはいきません。
今回は、痴漢事件虚偽告訴された例を紹介したいと思います。

・福島地裁会津若松支部平成15年8月25日判決
自分に振り向いてくれない夫を自分に振り向かせたいという動機で、主婦が痴漢事件をでっち上げたケースです。
同判決では、被告人の主婦に対して虚偽告訴罪が成立するとして、懲役1年の実刑判決が言い渡されました。

もう一つは、東京での痴漢事件です。
電車内で携帯を使用していたことを注意された女子高生が、注意した男性を痴漢事件の犯人として告訴したケースです。
その結果、無実の罪で逮捕された男性は、21日間もの間、留置場で勾留されることになってしまいました。
なお、この女子高生が虚偽告訴罪で起訴されることはなかったため、刑事裁判には至っていません。

こうした虚偽告訴のケースでは、痴漢の疑いをかけられた本人は、当然犯行を否認することになるでしょう。
しかし、否認をすると捜査機関の疑いの目がさらに厳しくなるという負の循環に陥る恐れがあります。
上記の東京での痴漢事件で虚偽告訴を受けた男性は、まさに負の循環に陥ってしまった典型と言えるでしょう。

痴漢事件の虚偽告訴でお困りの方やそのご家族の方は、ぜひあいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
「真実を説明すれば、警察官や検察官はわかってくれる」とは限りません。
警察官や検察官は、刑事事件を捜査し真相を明らかにすることが仕事である以上、被疑者・被告人の供述を疑わざるをえないからです。
もっとも、だからこそ弁護士の存在が重要になるとも言えます。
少しでも被疑者・被告人の主張もわかってもらえるよう、効果的に弁護士事務所をご利用ください。
(兵庫県警宝塚警察署の初回接見費用 3万8900円)

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