【逮捕】愛知県の痴漢事件で裁判 略式手続の弁護士

2016-04-20

【逮捕】愛知県の痴漢事件で裁判 略式手続の弁護士

愛知県豊田市内で、女性Vが背後から近づいてきた男に、背中や臀部を触られ、そのまま逃走されたという事件が起こりました。
そこで、愛知県警豊田警察署は、捜査を開始したところ、被疑者として、同市に住む会社員Aを、痴漢事件の被疑者として逮捕しました。
Aは自らの犯罪を全面的に認めています。
ただ、Aは、公判請求(正式な裁判を起こすこと)され、公開の法廷で裁判を受けるのは何とかして避けたいと考えています。
そこで、正式な裁判を経ることなく、略式手続で終わるよう、痴漢事件に強い弁護士事務所に相談へ行きたいのですが・・・。
(フィクションです)

【略式手続】

刑事事件と言えば、公開の法廷で裁判が開かれて判決が下されるというものを想像する方は多いと思います。
ですが、全ての事件が公開法廷で裁判・判決されるわけではありません。
今回は、略式手続について書かせていただこうと思います。

略式手続がなされる際の要件は
(1)簡易裁判所の管轄となる比較的軽微な事件で、
(2)100万円以下の罰金等の財産刑が課される犯罪について、
(3)被疑者に異議がない場合
です。

痴漢事件を起こしてしまった場合、(1)(2)を満たすことが多いです。
ですから、例えば、
「自分は痴漢をそもそもしていないのに、略式手続で犯罪を犯したとされるのは納得がいかない」
「罰金額が納得いかない」
といったような異議のある場合でなければ、略式手続で終わることも多いです。
ただ、あくまで略式手続をとるか否かは、検察官の判断によりますので、しっかり謝罪や賠償等をしたこと、その証拠を検察官に示すことが必要になってきます。

あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件専門ですので、痴漢事件も多く扱ってきました。
不起訴処分を獲得したものも多くありますし、事案的に不起訴が厳しいものであれば、公判請求をせずに略式手続ですむように検察官に働きかけたものも数多くあります。
愛知県の痴漢事件で裁判になるか否か不安の方は、略式手続獲得も多いあいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
(愛知県警豊田警察署 初回接見費用:4万700円)

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