(弁護士)岐阜市の外国人による痴漢事件で逮捕されたら

2017-10-05

(弁護士)岐阜市の外国人による痴漢事件で逮捕されたら

Aは、岐阜県岐阜市内を走る鉄道の車両内で、乗客女性のVに痴漢行為をはたらき、その犯行を他の乗客に目撃され取り押さえられたことにより事件が発覚した。
その後、Aは通報により駆け付けた警察官に岐阜県岐阜中警察署まで任意同行されたが、後に逮捕されてしまった。
Aの妻は、Aが外国人であり日本の刑事手続を全然知らないことから不当に不利に扱われるのではないかを心配し、刑事事件を専門とする法律事務所を訪れ、弁護士に相談をすることにした。
(フィクションです。)

~痴漢事件の刑事手続と外国人~

JRや地下鉄等の電車内やショッピングセンター等で痴漢行為をした場合、被害者による通報や周囲の人や警備員らによる取り押さえなどによって、痴漢事件が発覚します。
一般に、電車内で痴漢事件が発覚した場合には、最寄り駅で降車させられ、駅長室へ連行された後、駆け付けた警察官に引き渡されることが多いです。
今回のAも、電車内での痴漢行為が発覚した後、最寄り駅の駅員室まで連行され、駆け付けた警察官により、任意の事情聴取というかたちで岐阜県岐阜中警察署まで連行された後、逮捕されてしまいました。

警察官が被疑者を逮捕した場合、身体拘束した時点から48時間以内に、釈放するか、その身柄を検察官に送致するかの決定をします。
もっとも、日本人でもこういった知識を有している方は稀であり、多くの外国人被疑者は日本の刑事手続について知識が乏しいのが通常です。
そのため、満足な刑事弁護を受けるには、まず日本の刑事手続きについて丁寧な説明を受けることが重要となります。
国によって、刑事手続の仕組みが異なるのはもちろん、弁護士の立場の意味合いが異なることもあります。
外国人被疑者の方に、刑事手続や弁護士の立場等を丁寧に説明し、必要な弁護活動を行うためには、刑事事件を専門とする弁護士に相談されることをお勧めします。
過去の外国人による痴漢事件では、前歴のある外国人が起こした痴漢事件の場合で、求刑罰金20万円、量刑罰金20万円という事例があります。
痴漢事件の量刑や見通しについても、刑事事件に強い弁護士であれば、相談に乗ることができます。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、刑事事件専門の弁護士であり、外国人事件についての刑事弁護活動も多数承っております。
外国人事件や痴漢事件のご相談は、弊所の弁護士までお任せください。
岐阜県岐阜中警察署への初回接見費用:38,900円

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