神奈川県逗子市の会社員 夜行バス内で痴漢行為 示談交渉は弁護士へ
神奈川県逗子市の会社員 夜行バス内で痴漢行為 示談交渉は弁護士へ
神奈川県逗子市在住のAは,走行中の夜行バス内で,熟睡中の女子大生Vの衣服の中へ手を入れて胸を揉みました。
この状況に気付いた女性が,ひそかに神奈川県逗子警察署に通報しました。
するとAは,停留所で待ち受けていた警察官に準強制わいせつ罪で逮捕されました。
~準強制わいせつ罪(刑法178条)~
強制わいせつ罪は,13歳以上の者に対しては,暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした場合に適用されます。
準強制わいせつ罪は,人の心神喪失若しくは拒絶不能に乗じ,又は心身を喪失させ,若しくは抗拒不能にさせて,わいせつな行為をした場合に適用されます。
準強制わいせつ罪の場合,その手段として暴行・脅迫は必要ありませんが,暴行,脅迫を用いてわいせつな行為をする場合と同様に悪質性が認められると考えられており,法定刑は,強制わいせつ罪と同様「6月以上10年以下の懲役」です。
準強制わいせつ罪が成立する場合の具体的な例としては,今回のケースのように被害者が熟睡中であるのに乗じてわいせつな行為に及んだ場合や,被害者に睡眠薬を飲ませてわいせつな行為に及んだ場合などが挙げられます。
~示談交渉は弁護士にお任せ!~
準強制わいせつ罪などの性犯罪の示談については当事者で行わない方が無難でしょう。
なぜなら,当事者示談の場合,そもそも被害者側が加害者に連絡先を教えてくれることはありません。
そうすると,示談交渉そのものが不可能となります。
また,仮に,被害者の代理人(弁護士等の専門家を除く)らと示談交渉を始めたとしても,感情的な縺れから高額な示談金を要求されるなどして示談交渉が決裂してしまう可能性が高いです。
そこで,弁護士が当事者の間に入って示談交渉する必要性が出てくるのです。
示談を締結させることができれば,事件の送検が見送られたり,起訴が見送られたり(起訴猶予で不起訴)する可能性もあります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では,準強制わいせつ罪等の痴漢事件でお悩みの方のための無料法律相談・初回接見サービスを随時受け付けています。
まずはフリーダイヤル0120-631-881までお電話ください。
(神奈川県逗子警察署への初回接見費用 38,700円)