痴漢の前科あり 報道回避・示談で不起訴を目指す埼玉県の弁護士
痴漢の前科あり 報道回避・示談で不起訴を目指す埼玉県の弁護士
Aさん(54歳)は,ある会社の会社役員です。Aさんは,ある日,電車内で痴漢をしたとして埼玉県迷惑防止条例違反で逮捕され,その後勾留されました。Aさんには,5年前,別の会社員だった頃に痴漢をした前科があります。AさんとAさんの家族は,痴漢の報道を回避し,刑事処分としては示談して不起訴で終わらせたいと考えています。
(フィクションです)
~ 報道回避できるのか? ~
まず,はじめに申し上げておきたいのが,報道するかどうかは報道機関の判断によりますし,報道機関に情報を提供するかどうかは警察の判断によりますから,必ず報道を回避できるとお約束できるわけではりません。しかし,報道機関や警察に事情を説明して報道や情報提供を控えるよう働きかけることは可能です。また,同時に釈放に向けた弁護活動も始める必要があります。身柄拘束期間が長引けば長引くほど,会社に知られてしまうリスクは大きくなるからです。これらの活動はスピードが命ですから,逮捕通知を受けたのと同時に弁護士に依頼することが必要です。
~ 示談から不起訴・釈放へ ~
Aさんの場合,約5年前に同じ痴漢の前科があるということですから,基本的には不起訴処分を獲得することは難しいかもしれません。しかし,被害者が積極的にAさんの処罰を求めていないなど,被害者の処罰感情によっては不起訴となることも十分に考えられますから,諦めずに示談交渉を行っていくことが必要です。検察官が事件を不起訴とすると判断した場合は,それ以上Aさんの身柄を拘束する必要はありませんから,その時点で釈放される可能性が高いです。示談には早期釈放の効果も期待できます。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件専門の法律事務所です。痴漢で逮捕されたことを会社が学校に秘密にしたい,事件を不起訴で終わらせたいなどとお考えの方,突然の逮捕通知を受けお困りの方は0120-631-881までご連絡ください。24時間,初回接見サービス,無料法律相談を受け付けております。
(埼玉県熊谷警察署への初回接見費用:39,500円)