大阪市の痴漢事件 逮捕されないか不安なら弁護士
大阪市の痴漢事件 逮捕されないか不安なら弁護士
Aは、Bに対して痴漢行為をしたとして、大阪府警阿倍野警察署の警察官から呼び出しを受けています。
Aは、犯行をしたこと自体に争いはないが、警察署に行った際に逮捕されないか不安になり、知り合いから紹介を受けた刑事事件に強い弁護士に相談しました。
(フィクションです)
~痴漢事件で逮捕されないためには~
言うまでもないことですが、痴漢事件で逮捕されないためには、逮捕される前に対処する必要があります。
例えば、
・逮捕前に弁護士に相談する
・自首することで逮捕の可能性を下げる
など、状況に応じて様々な対処が考えられます。
しかし、いわゆる国選の弁護士では、こうした対応ができない場合があります。
非常に残念な話ですが、以下その理由についてご説明します。
~痴漢では国選弁護人は付けられない~
国選弁護人とは、国によって選任された弁護人のことです。
「国選」と省略されたフレーズで聞いたことがある方も多いと思います。
国選弁護人には被疑者国選(起訴される前まで)と被告人国選(起訴された後)の2種類があります。
逮捕されないように弁護活動してほしいという場合は、前者を利用することになります。
しかし、そのためには条件があります。
①貧困等の事情で私選弁護人を付けることができないこと
具体的には現金と預金の合計額が50万円以下の場合です。
②法定刑が死刑、無期又は長期3年を超える懲役若しくは禁錮
③勾留されていること
Aさんの場合、痴漢事件ですので大阪府迷惑防止条例違反の可能性が高いです。
条例違反の法定刑は6月以下の懲役又は50万円以下の罰金です。
そうなると、仮に①を満たしたとしても、②は満たしません。
そのため、条例違反の痴漢事件では被疑者国選を付けることができないのです。
仮に、強制わいせつ罪ということになりますと、法定刑は6月以上10年以下の懲役です。
こちらであれば、②を満たすことには、なります。
痴漢事件に巻き込まれてしまった場合には、あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
痴漢事件にも数多く対応してきた法律事務所です。
私選弁護という形にはなりますが、初回相談は無料です。
また、弁護士費用に関しても無料相談の際にお尋ねください。
すでに逮捕されてしまっている場合には、有料ではありますが初回接見サービスもございます。
(大阪府警東住吉警察署 初回接見費用:3万7300円)