兵庫県の痴漢事件で逮捕 示談成立による不起訴処分の弁護士

2016-03-15

兵庫県の痴漢事件で逮捕 示談成立による不起訴処分の弁護士

兵庫県西宮市在住のAさんは、職場近くのコンビニ店内において、他の女性客の尻を触るなどのわいせつ行為をしたとして、兵庫県警西宮警察署逮捕されました。
兵庫県迷惑防止条例違反にあたる痴漢の容疑です。
Aさんは、同日釈放されて、一安心しましたが、不起訴にならないのではないかという次なる心配が原因で夜も眠れません。
なんとか不起訴にできないかと考えたAさんは、刑事事件に強い弁護士に、被害者女性との示談交渉を依頼することにしました。
(フィクションです)

~「示談」の成立内容に応じた刑事裁判への影響とは~

一言で「示談」といっても、示談成立が刑事事件に与える影響はさまざまです。
成立した示談書中に、
・被害者の許しの意思が含まれているかどうか
・被害届(告訴)の取下げ条項があるかどうか
などの事情により、痴漢事件の起訴・不起訴の判断、量刑の減軽に与える影響力は異なってきます。
以下では、効果の小さいものから大きいものへの順番で、示談成立の内容例を挙げていきます。

・被害弁償
加害者が、被害者の被害を金銭的に弁償することをいいます。

・単なる示談成立
加害者と被害者が事件を解決することに合意し、約束することをいいます。

・宥恕付き示談成立
示談書の中に、被害者の許しの意思が示されることで、被害者が処罰を望んでいないことを表現することができます。

・嘆願書作成
被害者が加害者を許す書面を作成することで、被害者が処罰を望んでいないこと、又は軽い処罰を望んでいることを表現することができます。

・被害届取下げ
被害者が事件の被害届を取下げることをいいます。

・告訴の取消し
被害者が事件に対する告訴を取り消すことで、例えば強制わいせつ罪のような親告罪の場合には、事件が不起訴処分となります。

痴漢事件では、被害者側に恐怖の感情等があることから、加害者やその関係者が直接に示談交渉を行おうとしても、なかなか示談交渉に応じてもらえません。
困ったときは、経験豊富な弁護士に知恵を、示談交渉の技術を頼りにしてみませんか?
あいち刑事事件総合法律事務所では、初回の無料相談という形で、刑事事件を専門に扱っている弁護士に、事件のことを相談していただけます。
また、逮捕されている事案では、弁護士が警察署まで接見(面会)に向かう、初回接見サービスも行っております。
(兵庫県警西宮警察署 初回接見費用:3万6000円)

Copyright(c) 2018 弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所 All Rights Reserved.