奈良の痴漢事件で逮捕 不起訴を目指す弁護士
奈良の痴漢事件で逮捕 不起訴を目指す弁護士
奈良県香芝市に住む会社員Aは、午前8時30分ごろ、通学途中の電車(JR線)線の中で、女子高校生の臀部を触ってしまいました。
すると、それを見ていた男性がAを現行犯で逮捕しました。
このBは、奈良県警香芝警察署の警察官であり、以前から、同じ時刻の電車内で痴漢をされたという通報が相次いでいたため、電車内を巡回していたそうです。
Aは、奈良県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されたのち、勾留中です。
Aの妻Bは、夫のの仕事が無くなれば、自分や小学生になる娘の生活が成り立たなくなることを恐れて、何とか不起訴処分になってほしいと考えています。
そこで、Bは、痴漢事件を含む刑事事件で多くの不起訴を得てきた弁護士事務所の弁護士に相談へ行きました。
(フィクションです)
【不起訴の種類】
もし、犯罪を犯してしまったとしても、不起訴処分となれば、前科がつくことはありません。
前科がつけば、失職してしまう(欠格事由に該当してしまう)仕事もありますが、その恐れもありません。
ですから、ご相談にいらっしゃる方の多くは、上記例のように何とか不起訴処分にしてもらいたいとおっしゃいます。
では、不起訴処分になる場合はどのような場合でしょうか。
今回は、不起訴の種類について書かせていただきます。
不起訴処分には大きく分けて3つのパターンがあります。
①嫌疑なし
これは、被疑者が犯人でないことが明らか、又は、犯罪成立を認定する証拠がないことが明らかである場合に、該当します。
②嫌疑不十分
これは、裁判で、被疑者が犯人である(有罪である)との証明が困難である場合に該当します。
③起訴猶予
これは、被疑者の性格や年齢、境遇、犯罪の軽重や情状などを総合的に考慮して、起訴する必要がない場合に該当します。
犯人であることを否定している事件はあまりないため、この3つの中で、不起訴処分として多いのは③です。
ですから、不起訴処分を得るためには、しっかりと、犯罪を犯してしまった境遇や、今後の再犯防止策がしっかり考えられているか等を主張していく必要があります。
ただ、どのような事実を主張すれば、起訴猶予などの不起訴処分を得られ可能性が高まるかは、事案によって異なりますし、判断が困難です。
このような場合には、不起訴処分で評判のいい弁護士に相談するのが得策といえます。
奈良の痴漢事件で不起訴処分にしてほしいとお考えの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
(奈良県警香芝警察署 初回接見費用:4万500円)