岐阜の痴漢事件で逮捕 罰金を避け不起訴を目指す弁護士

2016-05-28

岐阜の痴漢事件で逮捕 罰金を避け不起訴を目指す弁護士

岐阜県岐阜市内のJR岐阜駅に停車中の下り列車内で、乗客のV(当時25歳)に対して、会社員A(34歳)はVの後方からそのスカート内に右手を差し入れて、下着の上から手指で同人の陰部などを触ってしまいました。
Vは、Aの腕をつかみ「痴漢しましたよね。駅員室に行きましょう」と伝え、そのまま列車を降り、JR岐阜駅の駅員室にAとVは行きました。
Aは、通報を受け駆けつけた岐阜県警岐阜中警察署の警察官に逮捕されました。
Aは、警察に「おそらく罰金となるだろう」と言われましたが、前科がつく罰金よりは何とかVと示談して不起訴になりたいと考え、弁護士事務所の弁護士に相談しました。
(フィクションです)

罰金刑になったら】
痴漢行為等を起こした場合、痴漢行為の態様によって、各都道府県の定める条例違反になったり強制わいせつ罪になったりします。
条例違反として逮捕された場合、刑罰として罰金が科される可能性があります。

刑罰といわれた場合、多くの人は「懲役刑」を思い浮かべるかもしれませんが、罰金も刑罰の一種であり、前科がつくことになります。
ですから、前科を避けるためにも何とか不起訴処分になるように、被害者の方と示談を締結してほしいという方も多く弁護士事務所へいらっしゃいます。

もし、罰金となった場合には、どうなるのでしょうか。
一般的には、判決が確定した数日後に検察庁から、被告人にあてて罰金納付通の通知が送られます。
納付期限はその通知書の中に記載されており、通常は10日程度の余裕があります。
また、仮に、一括で罰金を期限内に納付することが困難であれば、その旨を検察庁に連絡し、延納、分納の申請をすれば、認められることがあります。
もし、完納することができない場合、労役場留置が執行されることになるので、注意が必要です。

いずれにせよ、前科のつく罰金刑よりも、不起訴処分となったほうが、職業の制限等がつかなくてすむので、有益です。
岐阜の痴漢事件で逮捕され、罰金を避けて不起訴処分になりたい方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
岐阜県警岐阜中警察署 初回接見費用:3万8900円)

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