名古屋市の強制わいせつ事件で逮捕 犯罪の成否を見極める弁護士

2016-07-06

名古屋市の強制わいせつ事件で逮捕 犯罪の成否を見極める弁護士

名古屋市千種区在住のAさんは、街中で見かけたVさん(15歳)に対し、抱き着いたり乳房を触ったりしてしまいました。
警ら中だった愛知県警千種警察署の警察官の発見によりAさんは現行犯逮捕されてしまいました。
Aさんは、Vさんが12歳だったと思ったと供述しているようです。
依頼を受けたAさんの弁護士は、強制わいせつ罪の不成立の可能性を模索し始めました。
(フィクションです)

~13歳未満?13歳以上?~

強制わいせつ罪は刑法の176条に規定されています。
176条には実は2つの強制わいせつ罪があります。
1つは13歳以上の男女を被害者とするものです。
この場合、暴行・脅迫を用いてわいせつ行為をすれば強制わいせつ罪となります。
もう1つは13歳未満の男女を被害者とするものです。
この場合、わいせつ行為のみで強制わいせつ罪が成立し得ます。

では、次のような場合はどうなるのでしょうか。
①本当は15歳だけど、12歳だと誤信して、暴行・脅迫を用いずにわいせつ行為をした場合
②本当は12歳だけど、15歳だと誤信して、暴行・脅迫を用いずにわいせつ行為をした場合

実は両者とも強制わいせつ罪が成立しない可能性があるのです。
被害者の本当の年齢と、被疑者が思い込んでいた年齢とが違う場合には法律的に非常に難しい問題が生じるのです。
ただし、強制わいせつ罪が成立しない場合であっても、他の犯罪が成立する可能性があるので注意が必要です。
本当のことと思い込んでいたこと、どちらを重視するかというような簡単な問題でもないのです。
また、仮に「12歳だと思い込んでいた」場合、それをどのように証明すればいいでしょうか。
内心の証明はとても難しいことでもあります。
このような難しい問題を孕む強制わいせつ事件こそ、専門の弁護士に相談するのが最善ではないでしょうか。

あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件専門の法律事務所です。
多くの強制わいせつ事件も解決してきた実績があります。
もちろん、高度で専門的な法律問題も素早く解決することができる弁護士が揃っております
強制わいせつ事件を起こしてしまった方は、すぐに弊所までご相談ください。
専門の弁護士が丁寧に応じさせていただきます。
また、逮捕されている場合には初回接見サービスをご利用ください。
(愛知県警千種警察署 初回接見費用:3万5200円)

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