神戸市の強制わいせつ罪で逮捕 弁護士に法律相談してみたい
神戸市の強制わいせつ罪で逮捕 弁護士に法律相談してみたい
Aさんは、9歳の女児に対する強制わいせつの容疑で兵庫県警有馬警察署に逮捕されてしまいました。
取調べに対してAさんは、「女児の同意の上で、触りました」と犯行を認めているとのことです。
Aさんから法律相談を受けた弁護士によるとAさんと女児は、ご近所同士で普段から仲良くしていたそうです。
(フィクションです)
【強制わいせつ罪なのか・・・】
上記の事例に違和感を感じませんか?
女児の同意の上で体を触ったのに「強制わいせつ罪」が成立するのか、と疑問に思いませんか?
今回は、強制わいせつ罪の規定について詳しくご説明します。
強制わいせつ罪は、暴行または脅迫によって「13歳以上の男女」にわいせつな行為をした場合に成立します(刑法176条)。
また、「13歳未満の男女」については、暴行または脅迫を用いなくても、わいせつな行為をしただけで強制わいせつ罪が成立します。
ここでのポイントは、被害者が13歳以上か、13歳未満かという点です。
お分かりの通り、被害者が13歳未満の場合は、加害者が暴行や脅迫をしていなくてもわいせつな行為をしただけで強制わいせつ罪となります。
そのため、上記例では、女児は9歳ですので、強制わいせつ罪が成立する可能性があるのです。
強制という言葉だけを見ると、Aのケースのように穏当な方法では、強制わいせつ罪にあたらないのではないかと思う方がいらっしゃると思います。
ですが、実はそうでもないのです。
この機会にぜひ知っていただきたいと思います。
ちなみに、強制わいせつ罪が成立した場合、法定刑は、6か月以上10年以下の懲役です。
あいち刑事事件総合法律事務所は、強制わいせつ罪に関する法律相談もお待ちしております。
弁護士に相談したことがないから不安という方もお気軽に法律相談してください。
プライバシーは、完全に保護しますし、ご希望であれば匿名での相談予約も可能です。
まずは、お電話ください。
お電話番号は、0120-631-881です。
大切な方が逮捕されてしまったというときは、弁護士が警察署に出張する初回接見サービスもおすすめです。
(兵庫県警有馬警察署の初回接見費用:3万7800円)