静岡県の痴漢事件で現行犯逮捕 無罪になった弁護士

2016-12-13

静岡県の痴漢事件で現行犯逮捕 無罪になった弁護士

Aさんは、電車内で痴漢事件を起こしたとして現行犯逮捕されました。
Aさんを現行犯逮捕した静岡県警浜松中央警察署の警察官3名は、被害女性から相談を受け、事件当時女性に同行していました。
本件に関する刑事裁判は、静岡地方裁判所で開かれています。
(一部フィクションです)

~痴漢事件で現行犯逮捕された被告人は、無実・・・~

2016年8月、電車内で痴漢事件を起こしたとして現行犯逮捕された男性に対して無罪判決が言い渡されるという珍しい裁判がありました。
同判決は、検察側が控訴を断念したため、すでに確定しています。
事件は、2014年12月の大阪府堺市で発生しました。
この日、府警の警察官3名は、以前より痴漢被害を受けているという女性とともに電車に乗り込み、女性の証言を元に被告人となった男性をマークしていました。
そして、その男性の手のひらが女性の下半身に触れるのを目撃した捜査員が男性を現行犯逮捕したというものです。

実際の裁判で、被告人の男性は、
「満員の電車内で手のひらが女性の身体に当たったかもしれないが、痴漢の意図はまったくない」
と犯罪の故意を否定し、無罪であると主張しました。
この事件を裁いた大阪地方裁判所は、
「手の接触は女性のコートの上からでごく短時間。痴漢の意図があったと判断できない」
として、被告人に対して無罪を言い渡しました。

このように現行犯逮捕されながら、無罪となるケースは、非常に珍しいケースです。
しかし、犯罪の故意が否定されたために、無罪となることは、少なくありません。
逮捕されてしまっても、あきらめずに弁護士に助けることが大切であることを示す、いい例だと思います。

あいち刑事事件総合法律事務所は、無罪判決を目指したいという依頼者の方も全力でサポート致します。
痴漢事件では、逆転無罪というケースも往々にして見られます。
弁護士に話を聞いてもらってから諦めても遅くはありません。
まずは、話をしてみましょう。
弊所であれば、弁護士と無料法律相談することができます。
(静岡県警浜松中央警察署の初回接見費用:4万6560円)

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