愛知県の痴漢事件で逮捕 共犯でも強い弁護士

2016-02-14

愛知県の痴漢事件で逮捕 共犯でも強い弁護士

愛知県豊橋市在住のAさんは、友人のBさんとともに豊鉄バス内で痴漢行為をする計画を立てました。
Aさんはバスの時刻や混み具合、ターゲットとなる女性などを調べることになりました。
後日、Bさんとともにバスに乗車し、BさんがVさんに対して痴漢行為を行いました。
しかしすぐに犯行が発覚し、2人とも痴漢の容疑で愛知県警豊橋警察署逮捕されてしまいました。
Aさんは痴漢行為自体は行っておらず、逮捕に納得いかないようです。
(フィクションです)

~痴漢行為はしていなくても…~

痴漢行為を行ったBさんが痴漢の容疑で逮捕されるのは当然といえるでしょう。
では、痴漢行為を行っていないAさんも逮捕されるようなことがあるのでしょうか。
以前のブログで、犯罪をそそのかした場合でも処罰されるという、教唆犯を紹介しました。
今回の場合も、Aさんが痴漢の教唆犯になる可能性があります。
また、それとは別に、Aさんは痴漢の「共同正犯」(きょうどうせいはん)になる可能性もあります。

共同正犯とは、複数人がお互いに協力し合って犯罪を成し遂げるというものです。
共同正犯ということになると、実際に犯罪行為をしていなくとも、実行犯と同様の犯罪が成立し、処罰されてしまうことになります(共謀共同正犯といったりします)。
実行犯ではない黒幕も処罰する、といったようなイメージです。
Aさんの場合、バスを調べたり、痴漢対象の女性を探したりしているので、痴漢の共同正犯になってしまう可能性が高いといえます。
なお、共同正犯が成立すれば、教唆犯は成立しません(逆も然りです)。

共同正犯が成立するかどうかは、上下関係や命令関係の有無、犯罪計画にどれほど寄与したか等々、様々な事情を考慮して判断されます。
その分、共同正犯が成立するか否かはとても難しい問題ということなのです。

そこで、そのような場合はあいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
刑事事件を熟知している弁護士が、共同正犯の成否も含めてお答えいたします。
また、共犯の場合はそれぞれの被疑者やその弁護人と緊密に連絡を取り合う必要があります。
単独犯の事件よりもさらに難しいので、刑事事件専門の弁護士に依頼することが解決への近道となります。
逮捕されている場合には、初回接見サービスもございますので、是非ご利用ください。
(愛知県警豊橋警察署 初回接見費用:4万860円)

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