(弁護士)福岡県北九州市の痴漢事件…場所によって強制わいせつ罪に?

2017-12-16

(弁護士)福岡県北九州市の痴漢事件…場所によって強制わいせつ罪に?

Aさんは、福岡県北九州市内にある商業施設のエレベーターに乗った際、好みの女性Vさんと乗り合わせました。
Aさんは、どうしてもVさんに触ってみたくなり、後ろからVさんに抱き着き、その体を触りました。
Vさんは逃げようとしたものの、エレベーターが止まるまではどうしようもできず、エレベーターが停止してからようやく逃げることができました。
その後、Vさんが福岡県折尾警察署に通報し、Aさんは強制わいせつ罪の容疑で逮捕されることとなってしまいました。
(※この事例はフィクションです。)

・場所によって痴漢の罪名は変わる?

一般に言われる「痴漢」が、各都道府県の迷惑防止条例違反か、刑法上の強制わいせつ罪かのどちらかに当てはまるということは、何度か記事に取り上げています。
この2つのどちらが成立するかは、様々な基準を考慮しなければなりませんが、今回は、痴漢事件の起こった場所に注目してみましょう。

一般に、「公共の場所」で行われた痴漢行為は、迷惑防止条例違反となることが多いです。
痴漢事件というとよくイメージされるのは電車内や駅構内かと思いますが、電車は公共の乗り物ですし、駅構内は公共の場所です。
そのため、電車内での痴漢や駅構内での痴漢は、迷惑防止条例で規制されていることが多く、迷惑防止条例違反となることが多いのです。

では、公共の場所でないところで起きた痴漢事件が全て強制わいせつ事件となるということかというと、そうでもありません。
上記事例Aさんの場合、痴漢事件が起きたのは、商業施設で、公共の場所といえそうです。
それでもAさんが強制わいせつ罪の容疑で逮捕されてしまったのは、エレベーター内という、Vさんが逃げる逃げられない=抵抗ができない場所で行われた痴漢であると考えられたり、後ろから抱き着く行為がVさんの抵抗を押さえつけた=暴力を用いて痴漢を行ったと考えられたりした可能性があります。

痴漢事件で何罪が成立するのか、ということは、一点だけを見て判断できることではありません。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、刑事事件に精通した弁護士が、痴漢事件の全体を詳細にお聞きすることで、見通しや今後の対応の仕方などをアドバイスさせていただきます。
ご来所いただいての法律相談は、初回無料で行っております。
逮捕されている方には初回接見サービスもご用意しておりますので、痴漢事件に悩んだら、まずはお気軽にお問い合わせください。
福岡県折尾警察署までの初回接見費用:4万200円

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