弁護士と逮捕 大阪府警東淀川警察署の痴漢事件で無罪
弁護士と逮捕 大阪府警東淀川警察署の痴漢事件で無罪
Aは満員電車内で、女性Vの胸を触られるなどのわいせつ行為をしたとして駅員に引き渡されました。
その後、大阪府警東淀川警察署に逮捕されています。
Aはわいせつ行為はしておらず、人違いだといて無罪を主張しました。
(平成12年10月19日大阪地方裁判所の判例を基に作成しています。)
~痴漢事件で弁護士をお探しなら~
以下では、日本国内で実際に起こった痴漢事件の中の一例をご紹介したいと思います。
ご紹介したいのは、平成12年10月19日大阪地方裁判所判決です。
この痴漢事件では、満員電車内で直截な証拠が女性Vの供述しかありませんでした。
痴漢事件では、被害者の証言以外に証拠がないというケースも珍しくありません。
それにもかかわらず、被告人に無罪判決が言い渡される確率は、ごくわずかです。
何とも恐ろしい話ですが、以下の通り、無罪判決が下されることもありますから、希望を捨ててはいけません。
~平成12年10月19日大阪地方裁判所判決~
被害者のわいせつ行為を受けた供述に関しては、概ね一貫していました。
その内容に不自然なところも見受けられず、その点に関する信用性は十分に認められました。
ところが、今回のわいせつ事件の核心的部分であるAを犯人と特定した根拠事実に関する供述に関しては、供述の変遷がみられたのです。
Vは電車が駅に着くころ、犯人の手をいったん掴みましたが、手を振り払われた後、Aの手を掴みました。
この際、電車は駅に到着しており、出入口ドアが開閉していたため、降車客で乗客の流れが生じていました。
そのため、Vが犯人の手をいったんつかみ、すぐに振り払われたほんのわずかの時間の間に犯人が逃走し、AがVに手をつかまれた可能性があると判断されました。
最終的に裁判所は、強制わいせつ行為をなしたとの証明がないといわざるを得ないとしてAに対して無罪判決を言い渡しました。
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刑事裁判の大原則は、「疑わしきは罰せず」です。
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(大阪府警東淀川警察署の初回接見費用:3万7200円)