痴漢と思ったら強制わいせつ?大阪市の刑事事件に強い弁護士に相談
痴漢と思ったら強制わいせつ?大阪市の刑事事件に強い弁護士に相談
大阪市中央区に住む会社員Aさんは、最寄り駅から家に帰る途中、前方に若い女性が夜道を歩いているのが見えました。
Aさんはその女性の後ろ姿が自分の好みであったため、徐々に近づき、女性の背後からお尻をスカートの中に手を入れて触り、女性が悲鳴を上げたのでその場から走り去りました。
自分の行ったことはちょっとした痴漢だから大事にはならないだろうと高をくくっていたAさんでしたが、後日、大阪府東警察署に、強制わいせつ罪の容疑で逮捕されてしまいました。
(フィクションです)
~痴漢と強制わいせつの違い~
Aさんは、自分が犯した犯罪が「痴漢(条例違反)」にあたると思っていましたが、Aさんの行為は「強制わいせつ罪(刑法犯)」というより重い罪に問われる可能性があります。。
実は、単に服の上から触ったのではなく、「突然背後から」「手を入れて下着に触れた」という場合には、行為態様が重大であるとして、強制わいせつ罪が成立する可能性があるのです。
強制わいせつ罪については、被害者が警察の調査に協力したり法廷で証言したりと被害者の精神的負担が重いことから、従来は被害女性の名誉やプライバシーに配慮し親告罪とされていました(親告罪:被害者からの告訴がなければ起訴できない犯罪)。
しかし、今年の刑法改正により、犯罪の重大性や泣き寝入りの防止等が考慮され、また近年では裁判でも別室証言が認められるなど訴訟制度も整ってきたことから、告訴なしで起訴できる罪になりました。
こうした性犯罪処罰強化や被害感情の増大の経緯を踏まえると、いかに強制わいせつ罪などの性犯罪が重い犯罪と社会的に捉えられているか分かっていただけると思います。
性犯罪等をしてしまった場合、刑事事件に強い弁護士に依頼するのが大切です。
特に、Aさんのように仕事を持つ方、学生の方などの場合は、早期釈放のために刑事事件専門の弁護士をつけて早期に社会復帰することは社会的にも経済的にも必要なことでしょう。
このような「刑事事件」に関する逮捕前や逮捕後などの対応について相談してみたいという方は、遠慮なく、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までお問い合わせください。
(大阪府東警察署 初回接見費用 35,300円)。