【事例解説】遠方に住む大学生の息子が痴漢で逮捕 

2024-10-21

遠方に住む大学生の息子が痴漢で逮捕された事例について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所が解説します。 

逮捕とは

事例

東京都内の大学に通うAさんは、大学からの帰宅途中の電車内で、近くにいた女性Vさんに痴漢をしたとして警察に現行犯逮捕されました。
Aさんが逮捕された日の夜に、福岡県内に住むAさんの母のもとに警察から「息子さんを逮捕した」と連絡がありました。
突然のことにAさんの母は動揺しましたが、事件の詳細を知るために、弁護士に初回接見を依頼することにしました
(この事例はフィクションです)

【もしも家族が逮捕されてしまったら】

もしも家族が逮捕されてしまった場合、現在の状況の把握や今後どういった流れで事件が進んでいくのか、これから一体何をすればよいのか等、様々な面で不安を感じ、適切な対応をすることが難しいことが多いです。
そのため、家族が痴漢の疑いで警察に逮捕されたということを知った場合、いち早く弁護士に初回接見に行ってもらうよう依頼することをお勧めします。
弁護士は、逮捕された本人といつでも接見をすることができます
つまり、逮捕直後であっても逮捕された本人から事件についてや、事件についてのご自身の認識等を伺うことができます
これによって、事件の概要を把握し、今後の流れや事件の見通しといったことについて知ることができるため、現在の不安な気持ちを和らげることが期待できます。
また逮捕後には、逮捕された本人に対する取り調べが行われ、供述調書が作成されることになります。初回接見を通じて弁護士が逮捕された本人に対して、取り調べを受けるにあたってのアドバイスを行うことができる点も初回接見をご依頼するひとつのメリットになります。

【不同意わいせつ罪で逮捕された場合の弁護活動】

今回の事例において、まずは早期の身体解放を目指します逮捕は、最長72時間の時間制限があり、その後に検察官が行う勾留請求によって裁判所が勾留決定を出せば、10日間から20日間も身体拘束が続くことになるため、もしも拘束された場合には日常生活に大きな支障が出る可能性が高いです。そこで、これを阻止するために、弁護士は、検察官や裁判官と交渉し、逮捕後の勾留を阻止するための主張を行う勾留決定に対して準抗告を行うなど、釈放に向けた働きかけを行います。
また、その後は、被害者との間での示談交渉を行い、宥恕条項つきの示談締結を目指します
早期に被害者との示談を成立することができれば、検察官による不起訴処分や裁判を経ても執行猶予判決を受ける可能性を高めうるといえます。
また、起訴され正式裁判となった場合であっても、被害者の方との示談が成立した場合はその事実を裁判所に主張し、これに加えて、被害弁償が済んでいること等を主張して、執行猶予判決の獲得を目指します

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は痴漢事件をはじめとする刑事事件・少年事件に強い法律事務所です。
全国12か所(札幌、仙台、新宿、八王子、さいたま、千葉、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡)に事務所がありますので、事件が遠方地であっても対応が可能です。
ご家族が不同意わいせつの疑いで警察に逮捕されてお困りの方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所まで一度ご相談ください。
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