福岡県小郡市の痴漢事件で逮捕された…執行猶予獲得には弁護士に相談

2017-10-01

福岡県小郡市の痴漢事件で逮捕された…執行猶予獲得には弁護士に相談

Aさんは、福岡県小郡市内を通過中の電車内において、Vさんのスカートの上からその臀部を触り、福岡県の迷惑防止条例違反で、福岡県小郡警察署逮捕された。
Aさんは過去に同条例違反で懲役10か月の実刑判決を受け、それから刑期を終えて6年ほど経過していた。
Aさんの家族は、過去の事件のことがあるので執行猶予が付くか不安に思い、刑事事件に詳しい弁護士に相談することとした。
(フィクションです。)

~執行猶予となる場合~

刑法には、次のように刑の全部の執行猶予となる場合の規定あります。

・刑法25条1項
「次に掲げる者が3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金の言渡しを受けたときは、情状により、裁判が確定した日から1年以上5年以下の期間、その執行を猶予することができる。」
1号「前に禁錮以上の刑に処せられたことがない者」
2号「前に禁錮以上の刑に処せられたことがあっても、その執行を終わった日又はその執行の免除を得た日から5年以内に禁錮以上の刑に処せられたことがない者」

今回の事例の場合、Aさんは、前に懲役10か月と禁錮以上の刑に処されたことがあるので、1号には該当しません。
しかしながら、刑期を終えて6年ほどが経過していて、2号に該当しますので、「3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金の言渡しを受け、かつ、執行猶予を相当とするに足りる情状」があれば、執行猶予となる可能性があります。
過去の迷惑防止条例違反事件には、同種の前科が1犯ある者が、スカート内に手を差し入れて、直接、左大腿部をなで触り、懲役4か月執行猶予3年となった量刑処分があります。

痴漢事件逮捕された場合には、弁護士に相談することで、執行猶予が付く可能性など、ご自身の刑事処分がどのようになるかなどを聞き、悩みを解決することができます。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、刑事事件専門の弁護士です。
刑事事件専門ですから、痴漢事件についての刑事弁護活動も多数承っております。
0120‐631‐881では、初回無料法律相談のご予約や、初回接見サービスのお申込の受付を24時間いつでも行っておりますので、お身内が痴漢事件逮捕されてお困りの方は、まずはお電話ください。
福岡県小郡警察署までの初回接見費用:3万9,300円

 

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