福岡県春日市の痴漢事件 否認事件には刑事事件に強い弁護士に相談

2018-06-30

福岡県春日市の痴漢事件 否認事件には刑事事件に強い弁護士に相談

福岡県春日市在住の30代男性のAさんは,仕事帰りの満員電車内において,Aさんの前に立っていた女性に突然振り向かれ,「今,お尻触ったでしょう!次の駅で降りてください。」と言われました。
Aさんは身に覚えのないので拒んでいましたが,降りた駅の駅員には全く聞き入れてもらませんでした。
その後,Aさんは,駅に駆けつけた福岡県春日警察署の警察官に福岡県の迷惑防止条例違反で逮捕されました。
翌日に釈放されたAさんは,痴漢行為に対して全く身に覚えのないので,今後の対応に関し,刑事専門の弁護士に相談することにしました。
(フィクションです)

~ 痴漢の否認事件 ~

痴漢事件に限らず,全ての刑事事件において,犯行を否認する場合に特に大切なことがあります。
それは,犯罪事実を認める内容の「供述書」「供述録取書」(いわゆる自白調書)を作らない,作らせないということです。

供述書=被疑者自身が作成したもので,被疑者の署名・押印がある書類。
 供述録取書=被疑者以外の者が被疑者から聴き取った(録取した)内容を記録したもので,被疑者の署名・押印がある書類。

痴漢事件では,特に,逮捕前あるいは直後に「供述書」を作成させられることが多いようです。
しかし,注意しなければならないのは,その供述書も裁判で証拠になり得るというこです。
その他にも,弁解録取時に警察官,検察官の前で話した際に作成される弁解録取書(性質は供述録取書と同じ),勾留質問時に裁判官の面前で話した際に作成される勾留質問調書も同様です。

自白調書が作られてしまうと,後に裁判で否認したとしても,裁判で自白調書が証拠として採用された場合,「自白調書に記載された内容と被告人の裁判での供述は矛盾しており信用性できない」などと主張されかねず,最悪の場合,有罪判決を出されてしまうおそれ(冤罪事件のおそれ)もないとはいえません。
したがって,否認事件の場合,逮捕前後からどういう振る舞いを取るかが極めて大切になります。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,痴漢事件をはじめとする刑事事件を専門に取り扱う事務所です。
ご家族,ご友人等が逮捕されたという場合,まずは弊所の初回接見サービスのご利用をご検討ください。
接見のご依頼をいただければ,刑事専門の弁護士が速やかに逮捕された方と接見し,今後の対応方法などについてアドバイスなどをさせていただきます。
福岡県春日警察署への初回接見費用:36,600円)

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