岐阜県関市の満員電車内痴漢事件 供述の信用性を争う弁護士

2017-12-24

岐阜県関市の満員電車内痴漢事件 供述の信用性を争う弁護士

Aは、岐阜県関市を走行中の満員電車内において、いきなり女性Vから「触りましたよね」と言われ、最寄り駅を降りた後に駅員に呼び出され、通報で駆け付けた岐阜県関警察署の警察官に、痴漢事件の被疑者として現行犯逮捕された。
Aは冤罪を主張し、裁判ではVの供述の信用性が問題となった。
(フィクションです)

~被害者の供述の信用性~

痴漢事件の中には、何もされていないのに自らを被害者と装い、示談金を請求するようなケースが、一部ではありますが存在します。
痴漢事件で目撃者がいないような場合には、被害者の供述が重要になります。
また、自らを被害者と装った場合でなくても、被害者が犯人を誤認したり、故意でなく触れてしまったのを痴漢だと誤認するケースもあります。
このような痴漢事件で冤罪を主張していくためには、被害者の供述に不自然・不合理な点がないかどうかを確かめていく必要があります。

今回の事例であれば、例えば「そもそもAとVとでは、電車内において物理的に接触できる距離ではなかったこと」等が証明されれば、供述の信用性は否定されます。
また、痴漢事件を装うために架空の複数の目撃者を仕込み、複数の目撃者が詳細に痴漢の状況を供述している場合などには、「満員電車の中で果たしてそこまで犯行を詳細に目撃できるのか」を反論することで、供述の信用性が問題となることも考えられます。
このような、供述の信用性に関する主張を的確に行っていくためには、刑事事件に詳しい弁護士に刑事弁護を依頼することが重要でしょう。
やってもいない痴漢の犯人にされてしまうことは、絶対にあってはなりません。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件を専門に扱っていますので、所属弁護士は多くの痴漢事件の弁護経験を有しています。
痴漢事件の冤罪で何かお困りの方は、お気軽に弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
ご来所いただいての法律相談は初回無料、逮捕・勾留されている方には初回接見サービスもございます。
岐阜県関警察署までの初回接見サービス料:43,400円

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