否認事件の取調べ対応は弁護士に相談!亀山市の痴漢事件で逮捕にも

2018-03-18

否認事件の取調べ対応は弁護士に相談!亀山市の痴漢事件で逮捕にも

40代男性のAさんは、三重県亀山市内を走る電車に乗っての通勤途中、突然、Aさんの前に立っていた女性に「この人痴漢です!」と大声で言われ、周囲の乗客によって現行犯逮捕され、次の駅で降ろされてしまいました。
痴漢騒動で駆けつけた駅員も、Aさんの言い分を一切なく聞き入れてはくれず、駅員室まで連れいかれ、三重県亀山警察署の警察官にAさんの身柄を引き渡しました。
Aさんは、警察での取調べの際は、一貫して「身に覚えはない」と事件を否認しています。
(フィクションです。)

~痴漢の否認事件~

上記事例のAさんのように痴漢行為否認する場合、警察・検察で、「痴漢をしました。」等、いったん罪を認める自白調書が作成されてしまわないようにすることが重要です。
後に裁判になった際、「実は痴漢をしていない。」と供述を覆しても、その供述を裁判官に認めて貰うことは極めて困難であるためです。
ですから、警察や検察などの捜査機関に被疑者にとって不利益な書面を作られないことが重要となります。
特に、痴漢事件は、防犯カメラなどの客観的な証拠がないケースが多いです。
客観的な証拠がないケースでは、被疑者の供述と被害者の供述のどちらが信用できるか比較して、それによって処分の方向性が判断されることが多いため、否認である場合には、このような嘘の自白調書を作成させないことが重要になります。
そこで、早期に弁護士に相談して取調べの対応方法を聞いておくことで、被疑者にとって不利益な内容が供述調書に盛り込まれないようにすることができます。

また、否認事件においては、被疑者の供述を正確な形で具体的に記録し、被害者の供述よりも信用できるようなものにしておく必要があります。
早い段階で、被疑者の供述を正確な形で記録するためには、早期に弁護士に相談・依頼をし、警察での取調べに関するアドバイスを受けておくことをおすすめします。
加えて、警察官や検察官は被疑者の言い分を正確に記録しないおそれも十分あるため、そのような事態に備えて、依頼を受けた弁護士が被疑者の供述を正確に聞き取って証拠化しておくことができます。

弁護士あいち刑事事件総合法律事務所は、痴漢事件などの刑事事件を専門で取り扱っている法律事務所です。
痴漢否認しているのに逮捕されてお困りの方、ご家族の弁護活動に動いてもらいたいとお考えの方は、ぜひ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にの弁護士ご相談ください。
三重県亀山警察署への初回接見費用:44,200円

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