京都市左京区の痴漢事件で逮捕 逃げることのリスクを説明する弁護士
京都市左京区の痴漢事件で逮捕 逃げることのリスクを説明する弁護士
京都市左京区在住のAさんは、叡山電鉄に乗車中にVさんから「痴漢です!」と言われてしまいました。
Aさんは「痴漢と疑われたときは逃げたほうがいい」とテレビで見たのを思い出し、最寄駅で降車して逃げ出しました。
しかし、後日急に京都府警下鴨警察署の警察官がAさん宅に現れ、Aさんは逮捕されてしまいました。
(フィクションです)
~逃げた場合のリスク~
「痴漢と疑われたら、すぐに逃げろ」
こういうアドバイスを法律相談番組やネット上のページで見たことがある方も多いと思います。
確かに、痴漢事件の場合は被害者の言い分が聞き入れやすい傾向にある場合も多いでしょう。
本当に痴漢をしていない場合、痴漢冤罪に巻き込まれることを防ぐ手段として、その場から逃げることも重要です。
しかし、逃げることでリスクを負ってしまう場合もあるのです。
今回、Aさんは後日逮捕されてしまいました。
逮捕の要件の1つとして、逃亡のおそれがあることが挙げられます。
逃げてしまったことで、「逃亡のおそれあり」と判断されてしまう可能性があるのです。
また、逮捕後の勾留も同様です。
痴漢事件の場合、内容によっては勾留されずに在宅のまま捜査が進むことがあります。
しかし、逃げてしまったことにより、「逃亡のおそれあり」と判断され、勾留されてしまうこともあるのです。
勾留されれば、最大で20日間(逮捕と合わせると23日間)もの長期にわたって身体を拘束されてしまいます。
他にも、保釈がされにくくなったり、逃げたこと自体が有罪方向へ傾く事情と考慮されてしまう場合もあります。
このように、逃げることは諸刃の剣でもあるのです。
そこで、痴漢事件に巻き込まれそうになった場合にはすぐに弁護士に相談できる状態を備えておくことが肝要です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件、痴漢事件専門の法律事務所です。
痴漢事件に巻き込まれそうになれば、すぐに弊所までお電話ください。
逃げてしまった場合でも大丈夫です。
まずは無料相談で、弁護士とじっくりお話ください。
また、逮捕されそうになった場合は、ご家族やご友人に連絡していただき、弊所まで連絡するようにお伝えください。
初回接見サービスにより、弁護士が迅速に留置施設まで駆け付けます。
(京都府警左京警察署 初回接見費用:4万1920円)