三重県の痴漢事件で逮捕 嫌疑なし不起訴を目指す弁護士

2016-07-16

三重県の痴漢事件で逮捕 嫌疑なし不起訴を目指す弁護士

三重県桑名市在住のAさんはJR関西本線に乗車中に、Vさんに痴漢をしたとして三重県迷惑防止条例の痴漢の容疑で三重県警桑名警察署逮捕されてしまいました。
Aさんは、電車がブレーキをかけた際にバランスを崩してVさんの身体に手が当たったことは認めています。
しかし、あくまでたまたまであり、痴漢をする気はまったくなかったと主張しています。
そこで、Aさんの弁護士不起訴処分の獲得を目指すことにしました。
(フィクションです)

~たまたま当たってしまったら~

不起訴処分は理由に応じていくつかに分類することができます。
その中の1つに嫌疑なしによる不起訴というものがあります。
これは、犯罪の嫌疑がないために不起訴とするものです。
そこで、痴漢をしていないことを主張する場合に弁護士は嫌疑なしによる不起訴を目指すことが考えられます。

では、具体的にはどのような活動をするのでしょうか。
犯罪が成立するためには、故意が必要です。
「自分のしていることは痴漢行為だ」と分かっていながらわざとする、ということです。
Aさんの場合、バランスを崩した際にたまたまVさんの身体に手が当たっただけだと主張しています。
そこで、弁護士としてはAさんに痴漢の故意はなかったと主張することが考えられるのです。
ただし、故意がなければ必ず犯罪にならないというわけではありません。
故意がなくとも、「つい、うっかり」の場合は過失犯が成立し得る可能性があるからです。
しかし、三重県の迷惑防止条例には過失についての規定はありません。
なので、今回は故意がなければ嫌疑なしの不起訴となる可能性が高いといえるのです。

ただ、本当に痴漢をする気がなかったのかどうかはAさんの内心に関する問題です。
心の中でどう思っていたかの証明は難しいことも多いでしょう。
だからこそ、そのような場合は刑事事件専門の法律事務所に相談すべきではないでしょうか。
あいち刑事事件総合法律事務所は全国でも数少ない刑事事件専門の弁護士事務所です。
多くの痴漢事件で培った実力を備えた弁護士がきめ細やかな活動をさせていただきます。
痴漢事件でお困りの方は、まずは無料相談にお越しください。
すでに逮捕されている場合には、弁護士が直接出向く初回接見サービスをご利用ください。
(三重県警桑名警察署 初回接見費用:4万500円)

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