奈良県の強制わいせつ事件で保釈の弁護士 不起訴に代わる弁護活動

2016-03-26

奈良県の強制わいせつ事件で保釈の弁護士 不起訴に代わる弁護活動

甲は、乙に対して強制わいせつ行為を行い、奈良県警郡山警察署逮捕されました。
甲の妻は、不起訴にしてもらいたいと思って刑事事件に強い弁護士に相談しました。
しかし、弁護士によると不起訴になることはおろか、起訴前の釈放も容易でないという状況でした。
弁護士は、甲の妻に保釈に向けた準備を進めるよう提案してきました。
(フィクションです)

~不起訴を獲得するために必要なことは~

今回の事件が初犯であれば、不起訴になる確率が高いのではないかと思われる方が多いと思います。
しかし、被害者の被害の程度や被害者の加害者に対する処罰感情の程度によってもその判断は異なります。
ここではあくまでも、このような事情があることで不起訴になっている場合が確率として大きいということを前提とします。
痴漢事件においては、目撃者などがいない場合には、今回の事件のように被害者が警察に被害届を提出することで事件が発覚することが少なくありません。
そうすると、痴漢事件においては被害者の意思によって事件になるのか否かが決定されると言っても過言ではありません。

~起訴後の備えあれば憂いなし~

上記の通り、不起訴で終われば、それに越したことはありません。
しかし、強制わいせつ事件の場合、その事件の重大性に鑑みれば、確実に不起訴になると言い切れない部分もあります。
そのため、起訴前の段階から、ある程度は、起訴されてしまった場合のことも想定して準備しておく必要がいあります。

起訴後に初めて利用できる制度として、保釈制度があります。
現行法上、被疑者段階での保釈は認められておらず、被告人段階での保釈しか認められていません。
被疑者の立場が被告人に変わったにもかかわらず、未だに勾留が続いているという場合は、少しでも早く保釈請求に着手しましょう。
その準備を起訴前からしておけば、その分保釈の実現も早くなるでしょう。

あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件専門の弁護士事務所です。
名古屋・大阪・神戸(2016年4月開設予定)に支部があります。
依頼者様のご状況に応じて、各支部が適切に対応いたします。
強制わいせつ事件でお困りの場合も、まずはお気軽にお電話ください。
(奈良県警郡山警察署の初回接見費用:4万700円)

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