大阪の痴漢事件 逮捕の違法性を主張する弁護士

2016-09-08

大阪の痴漢事件 逮捕の違法性を主張する弁護士

大阪市西淀川区在住のAは、電車内で痴漢を行ったとして大阪府警西淀川警察署逮捕されてしまった。
逮捕当初、取調べを担当した警察官は、痴漢の被疑事実についてAの取調べを行っていた。
しかし、逮捕翌日の取調べから、担当の警察官は先日西淀川区で起きた殺人事件について、しつこくAに何か知らないか尋ねるようになった。
3日後Aが勾留されてからは、警察官は痴漢について取り調べることはほとんどなく、先の殺人についてAに自白を強く迫るようになった。
どうやら、警察官はAを殺人事件の犯人と思い込んでおり、殺人の取調べをするためにAを痴漢の容疑で逮捕したようだ。
こんな逮捕、勾留は違法ではないかと考えたAは、家族の依頼で接見に訪れた弁護士に相談することにした。
(フィクションです。)

上記の事例のように、重大犯罪について取調べしたいときに、他の軽微な犯罪について逮捕することを別件逮捕といいます。
別件逮捕といえども、軽い犯罪について逮捕するための条件が整っている場合には、逮捕自体は違法となりません。
ですが、このような場合でも、逮捕している被疑者に対し、逮捕された犯罪以外のことについて強制的に取り調べたりすれば、当該捜査は違法となりえます。
今回のように、痴漢で逮捕・勾留しておきながら、殺人の取調べを行うことは、違法な取調べとなることがあります。

痴漢事件に関連して別件逮捕された疑いがあるという方は、刑事事件を専門に扱う刑事事件に強いあいち刑事事件総合法律事務所にご連絡ください。
違法な取調べか否かの判断は、刑事事件を専門に扱う弁護士に聞くのがよいでしょう。
経験豊富な弁護士が担当すれば、すぐに身柄をとかれる可能性が高まります。
(大阪府警西淀川警察署への初回接見費用:3万4800円)

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