大阪の痴漢事件で逮捕されて不起訴 差入れを行う弁護士
大阪の痴漢事件で逮捕されて不起訴 差入れを行う弁護士
大阪府八尾市の近鉄八尾駅に停車中の電車内で痴漢事件が起こりました。
被害者Vは、17歳の女子高校生で、スマホをいじることに夢中になっていた際、突然後ろの男性Aがスカートの中に手を入れてきて、下着の上から臀部を触られたということです。
VがAの手を掴み「この人痴漢です。」と言ったため、騒ぎとなり、通報を受けて駆け付けた大阪府警八尾警察署の警察官にAは逮捕されました。
Aの妻Bは、服などの差入れを考えていますが、逮捕されたばかりなので、差し入れはできないと言われました。
そこで、Bは差し入れをしてもらい、かつ、不起訴処分になるよう、弁護士事務所の弁護士に相談しました。
(フィクションです)
【差入れについて】
逮捕されて勾留されている被疑者や被告人に対して物や書面を渡すことを「差入れ」と言います。
逮捕は急にされることも少なくなく、被疑者・被告人が生活していく上で必要な物を手にしていない状態で、被疑者・被告人が留置場へ入ることがほとんどです。
ですから、そのような場合には、差入れという形で物を留置場へ入れる必要が出てきます。
もっとも、何でも無制限に留置場へ差し入れをすることができるわけではありません。
例えば、衣服や本についている紐類やボールペンなどのとがったものは、自傷・他害の危険性があるため、差し入れはできません。
シャンプーなどの液体も、何が入っているか分からないため差し入れが出来ません。
また、衣服などや日用品などの差し入れ個数が制限されている場合もあります。
何を差し入れることができ、何を差し入れることができないのかは、個々の警察署によって変わることもありますので、確認する必要があります。
また、上記例のように、逮捕後すぐは、差入れができません。
被疑者・被告人の関係者の一般面会による差し入れ時間も決まっていることがほとんどです。
ですから、自由に差し入れを行うことはできません。
もっとも、弁護士はいつでも接見が可能ですので、弁護士に依頼をすれば差し入れをすぐに行うことができます。
また、差し入れ時に、被疑者と綿密に今後の対応などを話し合い、不起訴処分となるような弁護活動に迅速に取り掛かることも可能となります。
大阪の痴漢事件で逮捕されて、差し入れをしてほしい、不起訴になりたいとお考えの方は、一度弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
(大阪府警八尾警察署 初回接見費用:3万7500円)