大阪市平野区の痴漢事件で逮捕 私選弁護士のメリットとデメリットは?

2018-12-19

大阪市平野区の痴漢事件で逮捕 私選弁護士のメリットとデメリットは?

Aさんは、大阪市平野区内の商業施設で痴漢を行い、大阪府の迷惑防止条例違反痴漢)の疑いで大阪府平野警察署逮捕されました。
接見に来た弁護士は、Aさんから「私選弁護よりもお金が掛からない国選弁護の方がいいですよね」と聞かれました。
そこで、弁護士は今回の事件における私選弁護のメリットを伝えました。
(フィクションです。)

【私選弁護と国選弁護の違い】

刑事事件において、弁護士は弁護人として弁護活動を行うことになります。
この弁護人は、私的に委任契約を締結する私選弁護と、被疑者・被告人の申出または裁判官の判断で国が選任する国選弁護の2種類に分かれます。

私選弁護と国選弁護の違いでよく知られているのは、私選弁護にある程度の費用が掛かるのに対し、国選弁護には原則として一切費用が掛からない点です。
この点は正にそのとおりで、実際に費用面で私選弁護を渋られる方というのは多くいらっしゃいます。
ですが、私選弁護は、その費用に見合う充実した弁護活動を提供できるのです。

【痴漢事件における私選弁護のメリット】

国選弁護の場合、弁護人として活動できるのは①被疑者の勾留後で身体拘束の継続中か、②起訴されて被告人となっている期間に限られます。
ところが、最近の痴漢事件では逮捕されても勾留されず、逮捕の期限である3日以内に釈放されることが少なくありません。
そうなると、上記①に該当しないとして国選弁護は付かないことから、国選弁護を依頼するなら②の起訴を待つことが考えられます。
ここでお伝えしたいのは、痴漢の初犯のケースでは、弁護士による示談締結が奏功して不起訴を獲得できるチャンスがあることです。
もし私選弁護を依頼すれば、示談締結により不起訴となる結果、前科が付かずに済む可能性があるのです。
私選弁護では、そのほかのサポートも充実しているので、もし痴漢事件を起こしたら、一度私選弁護をご検討ください。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、痴漢事件に強い弁護士が多数在籍しています。
そのため、好きな弁護士を選べるという私選弁護のメリットを生かし、確かな実力を持つ弁護士に事件を依頼することができます。
ご家族などが痴漢事件で逮捕されたら弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所ご相談ください。
(大阪府平野警察署 初回接見費用:37,200円)

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