滋賀県の痴漢事件で逮捕 共犯事件にも強い弁護士

2017-01-02

滋賀県の痴漢事件で逮捕 共犯事件にも強い弁護士

Aさん(大学生 21歳)は、大学の先輩Bから、電車の中で、痴漢行為をする際に、Aが壁となって立ち、Bの痴漢行為が車内の他の乗客に見えないようにするように依頼されました。
Aさんは、Bにはいつもお世話になっているため、Bの依頼通りにしてしまいました。
AさんはVさんの臀部を下着の中に手を入れ触る痴漢行為を行いました。
AさんとBさんは、痴漢犯罪警戒中であった滋賀県警東近江警察署の警察官に、逮捕されました。
(フィクションです。)

痴漢行為は、刑法上の強制わいせつ罪、または、各都道府県の迷惑防止条例違反(滋賀県にも独自の迷惑防止条例があります)の罪に問われることとなります。
そして、下着の中に手を入れ臀部を触る行為は、刑法上の強制わいせつの罪となることが一般的です。
幇助犯(ほうじょはん)とは、正犯を幇助した者のことをいいます。
つまり、犯罪の実行行為を行う者を、犯罪の実行行為以外の方法で補助し、その実行行為を容易に行えるようにした者です。
例えば、電車の中で痴漢が他の乗客にバレないように、隠したりすることは、痴漢行為自体はしていません。
しかし、痴漢行為を行いやすくすることですので、痴漢の幇助犯と判断される可能性が高いです。

幇助犯など共犯事件では、複数いる被疑者の間で、罪を押し付けあう場合があります。
このような場合、取調べで誤った供述調書が作成されないようにすることは大切です。
共犯事件の場合、口裏合わせ等、証拠隠滅の虞があると判断さえ身柄が拘束される場合が多いです。
身柄拘束された被疑者には、弁護士が接見(面会)に駆け付け、取調べ対応や事件の見通しについての話をすることで、誤った供述調書が作成されないようにすることが重要です。
痴漢事件は、物的証拠が少ないことも多いですから、数少ない証拠が自分に不利なものとなれば、非常に厳しい状況に追い込まれてしまいます。

あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件専門の法律事務所です。
共犯事件に関するご相談もお待ちしております。
痴漢事件で逮捕されてしまった場合には、弁護士が警察署まで、接見(面会)に駆けつける、初回接見サービスを行っております。
また、365日24時間、相談を受け付けております。
初回相談は無料で承っております。
(滋賀県警東近江警察署 初回接見費用:10万9840円)

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