東京都文京区 痴漢で強制わいせつ罪 示談交渉なら刑事弁護士へ

2018-08-25

東京都文京区 痴漢で強制わいせつ罪 示談交渉なら刑事弁護士へ

Aさんは,電車内において,混雑した車内にいたVさん(12歳)に近寄り,Vさんが履いているパンツの中に手を入れこんで陰部を数回揉みました。
Vさんはその場で大声を上げたことから,Aさんは周囲にいた男性客らに身柄を取り押さえられ,駆け付けた警視庁駒込警察署の警察官に現行犯逮捕されました。
Aさんは接見に来た弁護士から強制わいせつ罪逮捕されたことを知り,なんて馬鹿なことをしたのかと酷く後悔しています。
(フィクションです)

~ 痴漢で強制わいせつ? ~

痴漢と言えば,真っ先に各都道府県が定める迷惑防止条例違反を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
確かに,東京都迷惑行為防止条例(以下,条例)5条1項1号には,正当な理由なく,公共の乗り物において,人の身体に触れる行為を禁止する定めを設けています。
しかし,行為態様等によっては「強制わいせつ罪」に当たる可能性もあるのです。

では,条例強制わいせつ罪の違いはどこにあるのでしょうか?
まず,条例は「公共の場所又は公共の乗り物」と場所の限定がるのに対し,強制わいせつ罪の場合,そのような場所の限定はありません。
次に,強制わいせつ罪の場合,暴行・脅迫を手段とするのに対し,条例では暴行・脅迫は必要とされていません。
ただ,強制わいせつ罪の場合,暴行それ自体がわいせつ行為であってもよいとされていますから,わいせつ行為が被害者の犯行を著しく困難にする程度のものである場合は,典型的な暴行・脅迫がなくても強制わいせつ罪に問われることがあります。
さらに,強制わいせつ罪は被害者の性的自由を保護する罪です。
したがって,Aさんの行為のように,被害者の性的自由に直接関わる部位に触る行為などは強制わいせつ罪に問われる可能性が高いと思われます。

痴漢事件を起こした場合,罪を認めるならば,まず被害者様に誠心誠意謝罪した上で,示談交渉を開始することをお勧めします。
しかし,謝罪しようにも,示談交渉を開始しようにも,そもそも身柄を拘束されていれば物理的に不可能ですし,家族らに任せるわけにもいきません。
また,仮に,身柄を解かれたとしても,当事者間で示談交渉をするのはお勧めできません。
痴漢事件の示談交渉なら刑事事件専門の弁護士にお任せください。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は痴漢事件をはじめとする刑事事件専門の法律事務所です。
痴漢事件で逮捕された場合は,0120-631-881に今すぐお電話ください。
警視庁駒込警察署までの初回接見費用:36,100円)

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