三重の痴漢事件で逮捕 示談交渉の弁護士

2015-11-13

三重の痴漢事件で逮捕 示談交渉の弁護士

Aは電車内で女性に痴漢行為をしたとして、三重県警津警察署の警察官に逮捕されました。
心配したAの家族が、名古屋駅の近くに弁護士事務所を持つ弁護士による無料法律相談を受けることにしました。
無料法律相談の中では、弁護士から被害者との示談交渉の重要性が説明されました。
(これはフィクションです。)

~示談交渉~

痴漢事件が発生すると警察は必要な捜査をした後、事件を検察庁に送ります。
事件を引き受けた検察官は、
・被疑者を裁判にかける「起訴」
・正式裁判でない簡易な手続きで罰金科す「略式命令」
・「不起訴」
などの形で事件を処理します。

この過程で行われる弁護活動の中で重要なのが、被害者との示談交渉です。
被害者との示談交渉が成立していれば、それは確実に被疑者・被告人にとって有利な事情として働きます。
起訴前であれば「不起訴」、「略式命令による罰金」の可能性が高まります。
起訴後であれば「執行猶予」「減刑」につながるということになるでしょう。
ですから、依頼を受けた弁護士は、まず初めに全力を尽くして示談交渉を行います。

ちなみに検察官は、刑事訴訟法248条で、検察官は捜査の結果、被疑者が犯人であると立証できる十分な証拠があっても、
・犯人の性格
・年齢
・犯罪の軽重及び情状
・犯罪後の状況
等を考慮して、事件を不起訴にすることができます。
つまり、痴漢をしたことに争いがない場合でも示談交渉をすれば、不起訴にできる可能性があるということです。

痴漢の事実を争うつもりがなくても、弁護士の必要性に変わりはありません。
あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件・少年事件専門の法律事務所です。
弁護士をはじめ、スタッフ一同全力で事件解決に尽力いたします。
まずは弊所の無料法律相談から始めていきましょう。
(三重県警津警察署の初回接見費用:4万2700円)

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