名古屋市の痴漢事件で逮捕 条例違反でも弁護士

2016-05-11

名古屋市の痴漢事件で逮捕 条例違反でも弁護士

名古屋市中村区在住のAさんは、中村公園内で女性に対して痴漢をしたとの条例違反の容疑で、愛知県警中村警察署逮捕されてしまいました。
Aさんは取調べで罪を認め、一旦釈放されました。
「所詮は条例違反だ」と思い、特に弁護士に相談することもしませんでした。
(フィクションです)

~刑法と条例~

犯罪と刑罰が規定されている法律の親玉は刑法です。
刑法以外にも、各種法律で刑罰が定められている場合もたくさんあります。
また、条例にも犯罪と刑罰が規定されている場合があります。
各都道府県が制定している迷惑防止条例がその例です。
では、刑法と迷惑防止条例はどのような違いがあるのでしょうか。

刑法は法律です。
法律は国が制定するものです。
一方で、迷惑防止条例は字のごとく、条例です。
条例は各地方自治体(都道府県や市町村)が制定するものです。
法体系としては法律のほうが上位です。
要するに、法律と条例では法律のほうが上だということです。

このように言われると、条例違反なんて大したことはないと思うかもしれません。
しかし、そんなことはありません。
痴漢による愛知県の迷惑防止条例違反の場合、法定刑は6月以下の懲役又は100万円以下の罰金です。
刑法に定められている公然わいせつ罪も懲役刑は6月以下です。
法の序列としては条例は法律よりも下ですが、刑罰に関しては殊更に低いわけではないのです。
また、条例違反だからといって軽い処分になりやすいということでもありません。
条例違反でも刑事裁判になり、場合によっては最高裁まで争う場合もあり得ます。
ですから、条例違反であったとしても、決して甘く考えずに、すぐに弁護士に相談する必要があります。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件専門の法律事務所です。
刑法違反でも条例違反でも、変わらずにベストな対応をさせていただきます。
また、数多くの痴漢事件を解決してきたからこそ、専門的な知識や効果的な弁護活動が可能です。
条例違反の痴漢事件であっても、すぐに弊所の無料相談をご利用ください。。
また、すでに逮捕されている場合には初回接見サービスもご利用ください。
愛知県警中村警察署 初回接見費用:3万3100円)

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