【解決事例】痴漢で強制わいせつ罪、示談成立で不起訴処分獲得

2022-05-18

【解決事例】痴漢で強制わいせつ罪、示談成立で不起訴処分獲得

成人男性による痴漢行為に基づく強制わいせつ罪刑事弁護活動について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所が紹介します。

【被疑事実】

本件は、埼玉県さいたま市在住の男性被疑者A(当時50代)が、通勤途中の電車内で他の女性客Vの胸を触ったという事例です。
AはVに対する痴漢行為の直後、すぐに警察によって逮捕されましたが、勾留はされず釈放され今後警察へ出頭するよう命じられて不安を覚え、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所へ法律相談へいらっしゃいました。

【刑事弁護の経緯 示談交渉】

当所と弁護士契約を締結した時点では、Aは逮捕されたものの釈放され、在宅捜査へと切り替わっていたため、弁護活動の中心は、被害者Vに対して謝罪と被害弁償を申し出、示談締結していただくことで刑事処罰の意向を減少させることから始まりました。

弁護人は、捜査機関を通じてVへの謝罪と被害弁償をさせていただきたい旨を伝え、Vの了承のもとで連絡先を教えていただき、電話で謝罪や賠償の金額や誓約事項について丁寧にお話させていただきました。

被害者の方は女性会社員であったため、仕事の都合で直接示談交渉をする日程を調整することが難航しましたが、事件発生から3週間後には直接お会いして示談のお話をさせていただく場を設け、合計2回の示談交渉を経て、今回の痴漢に基づく強制わいせつ罪について、刑事処罰を求めない文言(宥恕条項)を含む示談を取り交わすことに成功しました。

示談締結した後、弁護人示談書を検察官にFAX送信し、被害者の処罰感情は無くなったこと、刑事責任の追及について不起訴処分としていただくよう意見をお伝えしました。

最終的に、検察官は、本件について不起訴処分を決定しました。

【依頼者からの評価】

刑事事件は、弁護士契約の締結から不起訴処分の確定まで、約1月強で終了と相成りました。
被疑者の方自身が本弁護士契約の依頼者でもありましたが、会社員である被疑者が、示談の成立により刑事責任を追及されることなく不起訴処分として事件が解決したことに強く安心されたようで、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にお任せして良かったと高く評価していただきました。

【刑事事件の解決のために】

上記事件のように、被害者の存在する性犯罪事件では、被害者の方と示談締結して処罰感情を和らげることが非常に大切です。
そのためには、性犯罪刑事事件示談交渉に経験豊富な弁護士弁護活動を依頼するとご安心できます。

痴漢などの性犯罪刑事事件でお悩みの方、または逮捕されてお悩みの方は、刑事事件示談交渉に多数の実績のある弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所への弁護活動の依頼をご検討ください。

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