三重の電車内で痴漢事件 裁判員裁判にも強い弁護士

2015-12-19

三重の電車内で痴漢事件 裁判員裁判にも強い弁護士

Aは,電車に乗っていたとき,Vの背後に近づき,Vの身体を触ってしまいました。
怖くなったVは,ドアが開いた瞬間に飛び出しましたが,バランスを崩して転んでしまいました。
Vは擦り傷を負ってしまいます。
VがAを指して「あの人,痴漢です。」と言ったので,周囲にいた人がAを駅に降ろし,駅員に引き渡しました。
駆けつけた三重県警松阪警察署の警察官がAを現行犯逮捕したのでした。
(これはフィクションです。)

~強制わいせつ致傷罪と裁判員裁判~

上記の事例では,AがVに対して痴漢行為をした際にVがけがを負っています。
Aが直接的にVにけがを負わせたわけではありませんが,似たようなケースで強制わいせつ致傷罪が成立すると判断した裁判例があります。
本件でもAが強制わいせつ致傷罪に問われる可能性は十分に考えられます。
無期又は3年以上の懲役と規定されています。
強制わいせつ致傷罪で起訴されてしまった場合,裁判員裁判になります。

裁判員裁判の対象事件は,数多ある犯罪の中でも特に悪質であると考えられている犯罪です。
よって,裁判員裁判が開かれる場合は,実刑判決が下される可能性も十分に考えられます。
裁判員裁判の最大の特徴は,一般市民が審理に参加することでしょう。
一般市民に被告人の主張をわかりやすく伝えるためには,法律知識だけではなく熟練の弁論技術が必要です。
そのため,裁判員裁判では,弁護人となる弁護士の本当の実力が問われるといえるでしょう。

あいち刑事事件総合法律事務所では,裁判員裁判の経験も豊富な弁護士が在籍しております。
強制わいせつ致傷事件についても,実務の現場を知り尽くした弁護士が,誠心誠意弁護活動にあたってまいります。
(三重県警松阪警察署の初回接見費用:4万4400円)

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