名古屋市の強制わいせつ致死傷罪で逮捕 刑事事件はすぐに弁護士へ

2016-03-31

名古屋市の強制わいせつ致死傷罪で逮捕 刑事事件はすぐに弁護士へ

名古屋市港区在住のAさんは、Vさんに対してわいせつな行為をしてしまいました。
その際、抵抗するVさんに対して手拳で殴打する等をし、全治2週間の怪我もさせてしまいました。
Aさんからの被害届により、愛知県警港警察署はAさんを強制わいせつ致傷罪の容疑で逮捕しました。
(フィクションです)

~「強制わいせつ罪」が「強制わいせつ致死傷罪」になると何が変わる~

強制わいせつ行為の際に、被害者を怪我させてしまった場合は強制わいせつ致傷罪となる可能性があります。
また、被害者を殺してしまった場合には強制わいせつ致死罪となる可能性があります。
両者をまとめて強制わいせつ致死傷罪と呼んだりします。

さて、強制わいせつ罪と強制わいせつ致死傷罪とでは何が違うのでしょうか。
まずは法定刑が違います。
強制わいせつ罪の法定刑は6月以上10年以下の懲役です。
一方、強制わいせつ致死傷罪の法定刑は無期又は3年以下の懲役です。
最大で無期懲役となる可能性があるため、非常に重い刑罰を科される可能性があります。
なお、致「傷」罪と致「死」罪とで法定刑は同様です。

もう1つ、大きな違いがあります。
それは、致死傷罪になると親告罪ではなくなるということです。
通常の強制わいせつ罪の場合は、被害者からの告訴がなければ、被疑者が起訴されることはありません。
しかし、被害者が怪我をしたり、死亡した場合には親告罪ではなくなるのです。
起訴不起訴について、被害者ではなく検察官がイニシアチブを握ることになるのです。

そうすると、不起訴に向けては検察官と法的な交渉をする必要が出てきます。
それは特に刑事事件に強い弁護士でなければ、効果的に行うことはできないでしょう。
もちろん、被害者との示談交渉等も並行して進めていく必要もあります。
そこで、強制わいせつ致死傷罪の場合はすぐに弁護士に依頼する必要があるのです。

あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件専門の法律事務所です。
強制わいせつ致死傷事件であっても、蓄積されたノウハウと知識で迅速な弁護活動をさせていただきます。
逮捕されている場合には初回接見サービスをご利用ください。
すぐに刑事事件に強い弁護士が留置施設に向かい、直接法的アドバイスをさせていただきます。
(愛知県警港警察署 初回接見費用:3万6900円)

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