奈良の痴漢事件 自首の前に相談する弁護士
奈良の痴漢事件 自首の前に相談する弁護士
奈良県奈良市に住むAさん(会社員36歳)は、高層マンションに住んでおり、深夜帰宅途中、自宅マンションのエレベーター内で、Vさん(主婦27歳)の胸や臀部を触る痴漢行為を行ってしまいました。
Aさんは、帰宅した後、エレベーターには防犯カメラがついている可能性があることに気づき悩んでいます。
(フィクションです。)
自首をすると刑が軽くなる可能性があることをご存知の方は多いかもしれません。
自首とは、捜査機関に対して自ら自分の犯罪事実を申告し、その処分をまかせることをいいます。
①犯罪事実
②犯人
の両方が捜査機関に発覚している場合は自首とは認められません。
例えば、痴漢事件が起きたことが発覚しており、その犯人も分かっているが、犯人の居場所が分からないという場合は、犯人が自ら名乗り出ても自首にはなりません。
この場合、単なる出頭とみなされます。
一方で、
①犯罪事実が発覚している
②まだ犯人が特定できていない
場合には、自首が成立する可能性は十分あります。
自首をする決意をし、警察署へ行くとどうなるのでしょうか。
まずは警察官による取調べを受けることになります。
取調べでどのような受答えをすべきか準備しておく必要があります。
自首であっても、逮捕される可能性もありますので、その必要がないことをしっかり主張しなければなりません。
また、取調べ中、書類に署名捺印を求められることがあります。
警察官に求められるままに署名捺印をしてはいけない場合もあります。
自首を決意されたのであれば、自分が自首にあたるのかどうか、自首した後の取調べではどうすべきかなど、まずは刑事事件専門の弁護士へご相談ください。
痴漢事件であっても、事前準備の大切さは変わりません。
あいち刑事事件総合法律事務所は、365日24時間、痴漢事件の相談を受け付けております。
弊所には刑事事件専門の弁護士が多数在籍し、痴漢事件をはじめとする刑事事件の法律相談等に対応しております。
また、弁護士が警察署まで、接見(面会)に駆けつける、初回接見サービスを行っております。
(奈良県警奈良西警察署 初回接見費用:4万円)