痴漢で前科回避なら

2021-10-01

痴漢と前科回避について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所が解説します。

大阪府内の企業で働いているAさんは、電車内でVさんのお尻をスカートの上から数分間に渡って触る痴漢行為を行いました。すると、Aさんは電車を降りる際Vさんに手を捕まれ、駅員室に連れていかれました。その後、Aさんは警察署に連行され、そのまま逮捕されました。Aさんの奥さんは、前科がついたらAさんは懲戒解雇になるのではないかと不安になり、痴漢に詳しい弁護士に相談をした。
(このストーリーはフィクションです)

~前科を避けるためには~

前科を回避するには検察官の起訴を回避することが現実的な方法です。そもそも前科は刑事裁判で有罪判決の言渡しを受け、その裁判が確定した後につくものです。
したがって、検察官の起訴を回避する、すなわち、不起訴処分を獲得することができればそもそも刑事裁判を受ける必要はなく、裁判で有罪の判決を受けるおそれもなく、前科が付くおそれもないというわけです。
不起訴処分を獲得するには、まずは被害者に精神誠意謝罪し、被害弁償、示談に向けた話し合いを進めていく必要があります。そして、被害者に被害弁償するなどして示談を成立させることができればあなたにとって有利な情状として考慮され、不起訴処分を獲得できる可能性が高くなるでしょう。
もちろん事件の当事者間でも被害弁償、示談交渉をすることはできます。
しかし、事件当事者というだけあって、感情のもつれなどから被害弁償、示談交渉がなかなかうまく進まない場合もございます。
そんなときは弁護士が力になれます。
示談交渉に関する経験、知識が豊富な弁護士であれば、適切な内容・形式で示談を成立させることができます。

~示談交渉を弁護士に依頼するメリット~

まず、被害者との連絡、コンタクトが可能となる点です。
示談交渉を始めるにしても、被害者側の連絡先を入手したり、被害者側とコンタクトを取れなければ示談交渉を始めることすらできません。しかし、常識的に、加害者自身がこれらのことをするのは不可能です。この点、弁護士であれば、警察などから被害者側の連絡先を教えてもらったり、被害者とコンタクトを取ることが可能です。
二つ目に説得力のある交渉が期待できます。稀に、被害者側から法外な示談金を要求されることがあります。その場合、加害者自身が直接交渉しても、かえって被害者の気持ちを害するだけです。この点、弁護士であれば、これまでの経験から、いかなる事案で、いかなる示談金が適当かある程度の知識を得ています。また、あまりにも要求が執拗であればむしろ毅然とした態度を取る必要がある場合もあり、その点、経験のある弁護士であれば毅然とした態度で示談交渉することが可能です。
三つ目にトラブルを避けることができます。示談に関するトラブルを避けるには、適切な内容の示談書を作成しなければなりません。この点、弁護士であれば、交渉の上で適切な内容の示談書を作成することが可能です。

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