愛知県で有名な弁護士 痴漢事件で罰金刑となるケース

2016-08-24

愛知県で有名な弁護士 痴漢事件で罰金刑となるケース

今回は、痴漢事件で有罪判決が下され、罰金刑に処されたケースをご紹介したいと思います。
東京地方裁判所平成26年4月30日判決です。
痴漢事件罰金刑で終わるケースは、それほど珍しくありません。
ただし、痴漢事件のように物的証拠が少なく、被害者の主張のみが主な証拠である場合、被害者の証言が過度に重要視され、思わぬ重罪になってしまう可能性もあります。
ですから、痴漢事件だから罰金刑で済む等と、安易に考えるのは危険です。
ぜひ一度は弁護士に法律相談し、不当な捜査がなされていないか、本当に罰金刑で済むのか等を確認した方がいいでしょう。

~事例紹介~

さて、上記の東京地方裁判所判決の事例は、以下の通りです。
被告人Aは、地下鉄の車内において16歳の被害者Vに対し、洋服の上からお尻や体を触りました。
Aは、電車の揺れで意図的に触っていないと主張しました。
しかし、結局は、Vの供述を認め、検察の求刑通りの罰金50万円の判決が下りました。

この裁判の争点は、Aが意図的にVに触れたか触れなかったかということでした。
Vは、痴漢行為をされているところをスマートフォンで撮影しており、証拠がありました。
また、Vの供述では、
「Aに手の甲で触られていた時は電車の揺れによるものだと考えていた」
「陰部を触られたのは1回だけ」
「太ももを引っ張られた際の力はそこまで強くなかった」
などと、被害内容を誇張することもなく、Vの態度は真摯でした。
手のひらで触られるようになってから痴漢と思ったなど、被害者が勘違いをして痴漢されたと思い込んだ様子は全くうかがわれないと裁判官に判断されました。
その結果、被告人Aの否認供述に対して被害者の証言は十分に信用することができるとして罰金50万円の判決が下りました。

あいち刑事事件総合法律事務所では、痴漢事件の裁判に強い弁護士が、取調べの対応方法をアドバイスします。
もちろん刑事裁判にも万全の体制で対応します。
痴漢事件に巻き込まれてしまったら、あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
前述のとおり、罰金刑で終わると高を括るのは危険です。
無料相談の予約のお電話は24時間承っております。
(愛知県警中川警察署の初回接見費用:3万5000円)

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